自由が丘 丘ばちプロジェクト

まち、ココロ、そしてバリアフリー

2016年7月31日

こんにちは、隊長です
今日の題名を見た人は、なんだか隊長が熱いブログを書きそうな雰囲気を漂わせていると気づきましたか。
いつもの、ハッチやおバカなネタではなくちょっと熱く語るぞコイツ、みたいな危険な空気を感じとりました？

そんな予感をしたあなた、正解です（笑）
そして、あなたはかなりコアな丘ばちブログファンですね（爆）
よく隊長をわかっていらっしゃる。
そう、隊長、今日はちょっと熱く語りたいのです。
そして、本当に熱く語っちゃうよ。
いいですか、みなさん。しばしお付き合いください

これから語ることは自由が丘の街にとってとても大事なことだと思います。
いや、自由が丘の街はもちろん今の世の中全体にとって大切なことかも。

まち（街）
ココロ
バリアフリー
どれも美しい響きですね。
どの言葉からも、静かな営みやストーリー、優しさのイメージが湧いてきます

自分の心に大切なものを持って生きている人は、これらの言葉からとても暖かいものを感じるのではないでしょうか。
テロが頻発し、宗教対立、領土問題、いろいろ世知辛い話題が日本だけでなく世界中にはびこっている昨今、

まち=ホームタウン、自分を包み込むもの、自分が暮らし受け入れられている空間。

ココロ=やさしさ、お金では買えないもの、見えないけれど大切にすれば何よりもはっきり強く感じられるもの。


バリアフリー＝とげとげしく隔てる障壁がなくなるさま。乗り越えるイメージ。何かと何かがつながる感じ。

というように、ちょっと深堀すると、そこからは優しいものや暖かいものが不思議と湧いてくるような気がします

7/29金曜日、隊長たち自由が丘商店街では、「ココロのバリアフリー」というセミナーを開きました。

池田君江さんといって、「ココロのバリアフリー計画
（http://www.heartbarrierfree.com/）」代表の方を招いてのセミナー。
池田君江さんという方は、みんなもまだ記憶にあると思いますが、渋谷の松涛にある温泉施設が爆発して大けがを負った方です。
脊髄を損傷して車椅子生活を余儀なくされた方で、突然障害を負ってみてはじめてわかった、世の中やまちに出たときの不便や不安といったものを、物理的なバリアフリーを声高に叫ぶのではなく、人の「ココロ」に働きかけて克服していこうという取り組みを行っている方です。

池田さん。とてもしっかりとした笑顔が素敵な方です

「ココロのバリアフリー」
大切なことですよね。
自由が丘のような道が狭く、建物が古く、一つ一つのお店がちっちゃい街は、物理的にバリアフリー化するのはかなり厳しい。想いや心はあってもそれを表面化するのはむつかしい。優しさはあるのだけれど、こんな建物でバリアフリーなんてとても謳えないと。
「ココロのバリアフリー計画」はそこの「ココロ」にできたバリアを取り除いてくれる。
まずできることから表明しよう、物理的なものよりメンタルな部分が大事なんだよ、そう背中を押してくれます

困っている人がいたら助ける。つまずいた人がいたら手を差し伸べる。身体の不自由な人がいたら席を譲る。
当たり前のことなのですけれどね。
昨今の世知辛い世の中では、「我欲」が横行し、当たり前のことが当たり前ではなくなってしまっている。
人の気持ちの大事な部分、「ココロ」が失われているように思うのです。
たとえ、お店に段差があっても、それを介添えする人があれば入ることができる。
たとえスロープがきつくても押してくれる人がいれば入っていける。
ちょっとしたやさしさや「ココロ」が障壁を克服してくれる

池田さんは、そのことを世の中に向かって発信しています。
そして池田さんの周りには、何人かの心強い助っ人がいます。
親友の小松成美さん（有名なノンフィクション作家）、小西ユカリさん（某有名芸能プロダクションデスク）。
みんな素敵な女性で、今の世の中に珍しく、大切なものは大切。良いものは良い。「ココロ」を大切にしないといけないんだ、と正直に勇気を持って言える方がたです。この女性パワーで、この「ココロのバリアフリー計画」を世に発信しているのです

隊長は、この試みをとても素晴らしい！と思いました。
昨今、日本だけでなく世界的に、己のことばかり考え追及する風潮が強まり、テロや難民問題などが毎日のように報道される。
各地でナショナリズムが高まり、内向きな政治思想が散見される。例えばイギリスのＥＵ離脱もその流れの一旦でしょう。
資本主義（市場原理主義）が行き詰まり、みんな少しでも自分たちが損をしたくないというケチな考えが席巻し、強い排他的な寛容さを失った心で生きている（隊長はこんなことを言っていますが共産主義でも社会主義でもありませんよ。意外と保守的な考えをもった小市民です。・笑）

他人を思いやる、他人と共存するという考えは失せ、存在する他人は自分と比較するため相対の対象でしかない（あの人より私は豊かだとか・・・）。
本来人間は、一人では生きられないように作られている。これは人間という種別に与えられた必然的な性です。
人は太古の昔からコミュニティを形成し、ある程度の塊を持って生活をしないと自然環境への適合や生殖的にいきていくことができない。
そんな生き物なのに、今のながれはとても排他的で「我欲」が強いように思う。本来の種の性質とは逆行しています。多くのバリアで隔たりを作って自分を守ることに必死になっているような・・・。争ってでも自分を大事にする社会

どこぞやの国では、隣国との国境に塀を作り、人種や性別に対しとても本能的なバリア行動を行おうとする大統領が誕生しようとしている

優しさを失った社会や、人への思いやりを自然に出せなくなった社会というのは悲しい社会だなと思う。
豊かだったはずの国なのに、「ココロ」ではなく「物質的な」豊かさに走ったがゆえに、豊かさの本質を感じられなくなってしまっている。人々の心のつながりが切断され、分断され、それぞれが柔らかい塊が上手にマリモのように触れ合っていたのに、今ではごつごつとした硬い塊が岩のようにぶつかり合っている

隊長のいるこの国、そして自由が丘というこの街は、そんな悲しい社会には絶対になって欲しくない。
困っている人がいたら当たり前に声をかけられる、身体の不自由な人がいれば当たり前に手を貸してあげられる。そんな優しい街であって欲しい

だから隊長は、この「ココロのバリアフリー計画」を自由が丘のまちで少しずつ広めてゆきたいと思っています。
別に、ヒステリックに街や建物やお店を物質的にバリアフリー化する必要があるわけではないのです。気持ちの面でwelcomeを示せればそれでいいのです
「ココロのバリアフリー」を掲げることは、自分の優しさを見失わない大切なココロの重しのようなものになるんじゃないかと思います。
隊長もそうですが、忙しかったりスケジュールが立て込んだり、地域間競争でよその地域と競わないと行けなくなったりしたときに、「ココロ」の余裕をなくします。
今話しかけないで、とか、そんなこと後で言ってくれよとか・・・・
忙しさや仕事の厳しさで我を失いそうになった時、ああ、「うちはココロのバリアフリー計画」に参加しているんだ、優しくならなければと、自制が働くと思います。
自分を見失わないため、優しい気持ちを失わないための安全装置。
「ココロのバリアフリー計画」良くないですか？


隊長たちが頑張っている丘ばちプロジェクトのハッチも、何の仕切りもなくお花を求めて自由が丘の街半径１キロ圏を自由に飛び回ります。お店の軒先から住宅街の個人宅のお庭、行政が管理する公園、商店街を貫く緑道と、あらゆるボーダーを超えて飛んでゆきます。
彼女たちにとっての敷地境界線はありません。人の引いたバリアもありません。
自由に飛び回るハッチたち。
自由が丘の街は、そんな、ハッチをやさしく受け入れてくれています。
きっとこの街は、優しい「ココロ」を持っています

丘ばちたちは優しい気持に守られています

この街の名前の由来となった「自由」。
これは、人が好き勝手に何かをやっていいという「フリー」ではありません。
人が元来持っている自制心や賢者の部分、はたまた優しさや思いやりの気持ちをベースに、がんじがらめに人の行動を規制するのではなく、お互いの呼吸とルールで自分の表現できる範囲を決めてゆくことです。
これは力の強弱による序列でも、持っているものによる支配的な関係でもありません。
相手を尊重し、認めあって初めて自分という存在も受け入れられてゆく

そんな思想を持って、学校を作り、街の名前にまでなったまち自由が丘。
昭和の初期。
自由の名の付く学校の誕生。それに共感して住み着いた文化人。それを受け入れた地元の人々。
どんなに国の情勢が厳しくなっても、街の名前を変えずに本当の自由であり続けた自由が丘のまち。
こんな生い立ちを持つ街だからこそ、本物の「自由」や「ココロのバリアフリー」を体現しないといけないんじゃないかと隊長は思っています

７/２９（金）のセミナーへの呼びかけに集まった人は３０人弱だったけれど、集まったみんなは、きっと何か大切な「ココロ」が胸に宿ったと思う。
今はまだ小さな取り組みだけれど、これから少しずつ人々の胸に入りこみやがては大きなうねりになるといいなと、隊長は思う

セミナーの参加者の一人に、今年の女神まつりの運営委員長がいました。
そして、彼は早速今年の女神まつりのテーマに「自由が丘のココロ」という素敵なテーマをつけてくれました。
まちが一つになって良質なイベントを作り上げてゆく。
その中にこの「ココロのバリアフリー」の「ココロ」も入っている。
ステージイベントではもっと多くの人にこの言葉と計画を伝えてゆく

人々が見失いかけているもの。
良識や良質の気持ちというものは、自由が丘という街の生命線だと思っています。
どんなに近隣が開発されても、東京という街が大きく変わっても、自由が丘は「ココロ」を大切にしていけば大丈夫。
それは街の生い立ちでもあり、原点でもあるから。

ここから始まる「ココロ」のストーリー。

まちの「ココロ」とバリアフリー、よちよち歩きですが始まりました



「ココロのバリアフリー」　　自由が丘を優しさでいっぱいの街にしましょう

ゴーヤを見つけました

2016年7月29日

隊長です
梅雨が明けると、やはり暑いですね。
力強い太陽と、青い空。
今日の朝は、もくもく入道雲も出ていました。
絵にかいたような夏の空

もくもく入道雲、これぞ、夏！！

隊長、この夏空のもと、リハビリを兼ねて本日少し歩行訓練をしました。
ぎっくり腰からの回復と、梅雨に慣れ切った体を夏にならす練習。

やっと歩けるような足取りでよちよち歩きました。
久しぶりの自由が丘散歩はとても気持ち良かったですよ。

「うーん、この街はやはり心地良いねー。」

ご満悦で街を眺めていると、隊長いいものを見つけました。
街の緑やお花に交じり、かわいい視覚のプレゼント

出来立てほやほやのゴーヤの実。
熊野神社近くの床屋さん。
日差しよけに、店前にゴーヤの苗を植えていたものが成長し、ゴーヤのかわいい実がなっていたのでした。
小さな黄色いお花と一緒に、ちょこんと垂れ下がっているごつごつした緑色の物体。

ハッチからの恵みがこんなところにも・・・

「かわいい！　これはきっとハッチちゃんが受粉させた奴だな。」

隊長は、腰をさすりさすり、ハッチが活動した形跡を見れてうれしくなりました。

ミツバチと、お店前のグリーンカーテンのコラボレーション。
何気ない風景に優しさが伝わる瞬間です。

「やっぱり自由が丘のまちはいい街だなぁ。」

腰の痛みが和らいだ隊長でした

梅雨が明けました。そして歩けるようになりました。（笑）

2016年7月28日

隊長です。
ついに梅雨が明けましたね。
本日7/28、ようやく関東甲信地方の梅雨明けが発表されました。
いよいよ夏です

久しぶりのギラギラ太陽ですね
夏ってやっぱり暑かったんだ、そんな暑さを忘れかけるくらい今年は
曇り空が続いていました。
平年より１週間遅い梅雨明けです。

隊長は、この梅雨空の間、ぎっくり腰になってしまいしばらく辛い思いをしていました。
今でも、おじいさんのような歩き方で、「あいたたたたぁ」を連発していますが、今日ぐらいから随分と歩けるようになってきました。

梅雨が明けました。
そして隊長は歩けるようになりました。（笑）

これから遅れていた夏を取り返すように、暑い日々が続くと思います。
あまり暑すぎるのは嫌ですが、やはり夏はある程度暑くないとね。
売れるものも売れなくなるし、咲くべきお花も咲かなくなる。
花火はきれいに見えないし、ビールは美味しくない。（隊長は飲まないけど周りのおじさんたちはブーブー言ってます・笑）
そして、健康な人は夏風邪をひき、弱っている肉体はぎっくり腰になる。おっとこれはオレのことだ（爆）。

とにかく、日本の四季はそれぞれの季節がそれぞれの季節らしくて初めてその機能と美しさを発揮します。
春は清々しく、夏は暑い。秋は黄昏、冬は寒い。
美しくも繊細な日本の気候。
失いたくない大切な感覚ですね

ハッチはこれからが夏本番、厳しいシーズンの始まりです。
蜜枯れと、暑さとの闘い。
人もミツバチもガンバレ。
やっと歩きは始めた隊長のエールです（笑）。


夏のお花、ひまわりが咲きました


ハッチも早速やってきました！！

やってしまいました

2016年7月26日

隊長です
今年はなんだかへんてこなお天気ですね。
梅雨が明けないのに３５度越えの日があったり、７月２０日すぎても
なんだかはっきりしない梅雨空が続いていたり

当初、今年の夏は猛暑予想でしたから、なんだか今の気候は少し拍子抜けな感じがあります。

そんなジメジメな日が続く今年。
隊長、やってしまいました。

「え、何を？」って。

あまり大きな声では言われないのですが、ぎっくり腰
です

隊長、丘ばちプロジェクトを始めた年に、ハチの巣箱を持ちあげる作業をしていて、生まれて初めてぎっくり腰になりました。
持ちあげた巣箱には、蜜が満載された蜜枠が５～６枚ありましたから、１枠２～3キロとして、全体では１５キロくらいあったと思います。
その当時の隊長は、やせっぽっちでしたが、若くてぴんぴんしていたので、すごく無理をしました。
そして、恐れ知らずの中年になりかけ青年（当時３８歳ですけど青年にしといてください・笑）は見事ぎっくり腰になりました

あれは、痛かった。
本当に痛かった。脂汗がたらたらこぼれてきてね
その時は、情けないないことにあまりの激痛にその日の夜に気絶して救急車が来ました
本当にどうかなるかと思いました。
３日後には何とか痛みは引きましたけどね。３日間悶絶です。

あれから６年。
毎年腰をごまかしながらやってきましたが、本日またあの激痛がやってきました。
毎週月曜日の朝のお掃除タイム。
駅前ロータリー内の花壇の草むしりをしているときに、あいつは突然やってきました。

「ピキッ」
気がついた時にはもう動けない、おじいちゃん状態になっていました

「あああああ、」

言葉も出ません。息も苦しくなります

そのあと、すぐに医者に行って痛み止めの薬を飲んでおとなしくしました。
おかげで、初めての時よりは今現在ずいぶんとマシではあります。
その証拠に、このブログをスマホでイジイジできるまでに回復しています。

しかし、痛みはやはりひどいですね。
早く直さないと。
これからやってくる盆踊り（8/4～7の４日間！）などのイベント準備ができません
もちろんハッチにも会いに行けません。

この腰の痛み。
ハッチを始めた時の勲章ではありますが、いささか不名誉な勲章でもあります。
早く治りたい！

この痛みがなくなることを曇り空に向かって祈りつつ腰をさすっている隊長です

腰をさすり、さすり、痛々しい隊長

街でハッチを見かける幸せ

2016年7月17日

こんにちは隊長です
お天気がすぐれませんね。
どんよりと曇って、湿度が高い
まさに梅雨真っ盛りといったところです。

この梅雨時、隊長はさしたる目的もなくふらっと街を歩くことが時々あります。
散歩というよりは、ちょっとしたパトロール。
街に人が来ているかどうかや、自由が丘森林化計画で植えた植物の生育具合を確かめながら少し速足で街を回ります。
自分が定点観測点としているところを、雨が降ってない時を見計らって、15分くらいかけてくるっと回る。（中年になったおじさん隊長ですから、健康促進にも良い。メタボ予防・笑）

商店街の事務所の中ばかりいると、街の生の声や感覚を感じることができませんからね。
時々、街を歩くというのは大切なお仕事、お仕事

また、これからの時期、気温が高くなってくる夏を控えていますので、自由が丘森林化計画の植物たちにとって水やり、生育状況のチェックはとても大事。
地植えではない鉢植えの植物は、手入れが悪いとすぐ枯れます。
一度枯らしてしまうと、元には戻りませんからね。植物が死なないようにこまめにお世話するのです。
街中を飛び回るハッチちゃんたちの大事な休憩場所であり、時には重要な蜜源となって活躍する大事なプランター植物たち。
街の人々の様子を見るのと一緒に、隊長の楽しい植物ウォッチングの時間でもあります

先週の木曜日も、ずっと雨予報でありましたが今一つ雨が本降りにならないので植物の水やり時期を見極めるために、歩いてみました。

そしてその時にとても楽しい光景に出くわしました

隊長たちが植えたハーブプランターの一角にハッチちゃんが来ていたのです

「おお、ハッチちゃんがハーブに来ている。ちっちゃいお花なのにぶんぶん飛んでるよ！」

隊長はうれしくなってすぐにスマホのカメラを構えました。
小さなお花を次から次へと飛び回る元気なハッチちゃん。
おじさん隊長は、おろおろしてなかなかシャッターチャンスをとらえられません。

次から次へ、お花に向かって飛ぶハッチ、隊長のカメラなんかおかまいなし

「ああああ、ダメだ。ハッチちゃん、ちょっとじっとしていてよ。」

一所懸命良い写真をとろうと奮闘する隊長をあざ笑うかのように、ハッチちゃんは軽快にお花からお花へ飛び回っています。

そして格闘すること約５分

ハッチちゃんも疲れてきたのか動きが鈍くなって中年おじさん隊長にも写真が撮れそうになってきました。

「よーし、じっとしててね。」

ハッチと追いかけっこをはじめ、ついに巡ってきたチャンス。
カメラを構え苦闘約５分。
ついにハッチちゃんを写真に収めることができました。

「おや、このハッチちゃん、なんか変わってる。」

隊長、撮った写真を拡大して確認していると面白いものを見つけました。
ぶんぶん飛んでいたハッチの頭が白いのです。

「ハーブの花粉だね。」

隊長、ハッチちゃんの頭に白い花粉が付いているのに気が付きました。

「あははは、なんだか温泉に浸かって手拭いを頭にのっけているみたいだ。」

ハッチは、蜜取りに一所懸命になって自分の頭に花粉が沢山ついているのに気づいていません。
本人は至極まじめに蜜取りをしているけれど、はたから見ていると手拭いを頭にのっけているみたいに見える。

自分の頭の粉に全く気が付かないハッチ、かわいいね

「ちょー、かわいい！」
こんな一所懸命なハッチちゃんが隊長は可愛くなりました。

この日、この歩きの後、かなり厳しい会議スケジュールでしたが、この幸せな光景を目にした隊長は、一日楽しく明るく過ごすことができました。

街のあちらこちらに、自然の小さな息吹と営みが感じられる街。
こんな街にいられることがとても嬉しく幸せだなぁと思いました。

「ハッチちゃんとすごせる街って言うのは、なんだか良いね！」

ハッチと共存していける環境。
街角のあちらこちらでミツバチが見つけられるようなすてきな街。
ただただ見た目の環境を良くしたって本当の豊かさや幸せ感じることはできない。

ハッチちゃんが、ひょっこり現れる。
街の小さな緑があちらこちらにある。
ハッチにも人にも小さな憩いがある空間。
そんな小さな幸せがあり続けられるよう頑張っていきたいなと隊長は思いました

雨の日の作業

2016年7月15日

今日は午前中、雨の止み間をぬってハッチちゃんのお世話をしました
今週は天気が不安定で、なかなか内検をすることができなかったので
今週最後の平日に、かなり無理だとは思いましたが思い切って巣箱を開けてみました

今日のハッチちゃんは、雨の合間でしたがとてもお利巧ちゃんで、おとなしく丘ばち隊の作業に従ってくれました。

雨の中の作業。でも、とってもお利巧ちゃんなハッチたちでした

ハッチは、こちらの心持次第でいろいろな反応をします。
こちらが穏やかであれば穏やかでいてくれるし、気持ちがささくれ立っていればハッチも荒れる。
あんな小さな生き物ですが、ちゃんと人の「気」みたいなものが伝わり、あの子たちなりに気持ちを返してくれます。時に気まぐれな時もあるけれど、多くはこちらの気持ちや、やり方が、鏡のようになって、ハッチが反応として返してくるのです。
さすが太古の昔エジプトの時代から人間と寄り添って生きてきた生き物だけのことはあります

話は逸れてしまいましたが、本日の雨の止み間の作業。
女王は見つけられなかったけれど、４群ともとても協力的に丘ばち隊にその姿を見せてくれました。
どの群も健康・健全、非常に順調で（卵や蜜の溜め具合を見たら状態がわかるのです。）、今年の群がとてもうまく行っているのを教えてくれました

４群が全部順調というのは、丘ばち隊にとって、とてもうれしいことです。
これまで３群でも全群うまく行くことはなかったので、４群が全部病気することなく、女王にトラブルを抱えることもなく、スムーズに成長しているというのは凄く明るい希望が湧いてきます

いつも作業を指揮する副隊長以下、丘ばち隊のスキルもきっとかなり上がっているのだと思います。そして、それにも増して、丘ばち隊の心の余裕や気持ちの持ち方がきっとハッチを良い方向に向かわせているような気がしています。

ミツバチは、飼う人の心の鏡。
これからも丘ばち隊は、優しいまち自由が丘にふさわしく、優しい気持ちでハッチちゃんたちと接していきたいと思います

つっぱってみました

2016年7月10日

自由が丘会館の入口のバラの枝に、なんだか見慣れない方向に枝が出ていたので
近づいてみました。

なんか、虫が必死にがんばってる～


「うわ、すげー、昆虫が枝と枝の間で枝のふりしてつっぱっている！」

隊長、面白くなって早速この昆虫を調べてみました

この昆虫、「蛾」の仲間のシャクガの幼虫だそうです。
いわゆる「尺取虫（シャクトリムシ）」というやつです
このように木の枝などに擬態するものは、「エダシャク類」とい言います。
色も、普通のシャクトリムシと違って茎や樹皮の色に近いものが多く、後ろ足で立ち上がり、静止すると完全に折れた枝に見えるのが特徴です。
今回のこの子は、後ろ足と前足両方で枝と枝をつないでいた。（つっぱっていた。）
この「エダシャク類」、確認されているものだけで300種類以上！もいるそうです。（びっくりだ！そんなにいるんですね。・笑）

庭木の葉っぱを食べあさるので、人間からすると「害虫」に当たる生き物なのですが、
この時隊長はけなげにつっぱっているこの「シャクトリムシくん」を駆除しませんでした

「隊長も仕事なんかでいろいろつっぱっていて大変なんだよ。お前も頑張ってつっぱっているんだね。お互い負けずに頑張ろう。」

隊長はそういって、頑張ってつっぱっている「シャクトリムシ」くんと別れて、その日の仕事に戻りました。

36.7度って本当ですか

2016年7月8日

こんにちは、隊長です。
昨日は暑かったですね～
隊長、外の仕事をして事務所に帰ってきたら
なんだか少しくらくらしちゃいました。
きっとこれが軽い熱中症ってやつなんですね。
ちょっとヤバいと思いました

で、こんなに軽い熱中症になるくらいだから今日の温度はどれくらい
なのかな～と、ネットでその日の東京の気温を見たら、

36.7℃

うええええ～、７月の上旬でこの温度！
マジやば～い。（ちょっとギャル風に・笑）

今年は本当にヤバい夏になりそうです。
まだ梅雨も明けないこの時期からこの温度ですからね。
真夏は東京でも４０度近くを覚悟しないといけないと思います

季節のお花もおかしくて、もう夏の植物やお花がバリバリ咲いています。
丘ばち基地のプチトマトも、いつもの年よりとても生育が早いです。



トマトもこんなに大きくなりました。あとは赤く美味しくなるのを待つばかり・・・

いろいろ暑さ対策に思いを巡らせ、どうやってハッチとこの夏を乗り越えるか思案中の隊長です

今日はハッチちゃんの作業日です

2016年7月6日

こんにちは、隊長です

今日はハッチちゃんの作業日でした。
曇り空で、日曜日のような猛暑でなくて良かったです。

太陽ギラギラじゃなくて、助かりました～

午前中は、ちょうど心地良いぐらいの温度で、ハッチちゃんたちもとても元気に動き回っていました
今年は、４群とも順調で、女王様４匹ともたくさん卵を産んでくれています。（ミツバチは、３週間で新旧働き蜂が入れ替わるので卵はとっても大事。未来へ向かっての希望の星なんです。）
特に、５月、６月書いたブログ『不思議な現象』や『新女王様はデカい！』のレオノールが、とても良いです。
超大型新人（本当にデカい！・笑）として、後から加わったのですが、
その遅れた分を取り戻すかのように、４群の中では断トツに卵を産んでいます。（デカいのですごいパワフルママです・笑）
どこからか分蜂してきて、気が付けば一人前の自由が丘娘になったレオノール。
どんどん卵を産んで、自由が丘の街にたくさん働き蜂を放っています。
姿は大きくてユーモラスですが、卵を産んで自由が丘の街に一生懸命馴染もうとしている姿は意地らしくもあり、とても可愛らしく映ります。
皆さんも応援してやってください

いつもこの時期は、丘ばち女王のうちの誰かが問題を抱えていて、何かしら対策を講じないといけないのですが、今年はジャンボレオノールをはじめ安心してハッチちゃん達の成長を見てられます。幸せです。
このまま、４群が元気に活躍できるよう丘ばち隊は暑さに向かって頑張ります！


今日も元気いっぱいに飛び回っています

溶けそうです・汗

2016年7月3日

もうむちゃくちゃです。
暑いなんてもんじゃありません。
激アツです❗
今日の東京の気温は35,4℃。
真夏日を通り越して猛暑日を記録しました。
まだ7月になったばっかりですよ。
どうなるんでしょうか

昨日、隊長が久々にあっつーいブログを書きました。このブログのせいで全国的に温度が上がってしまいました。(ウソ・笑)

今日、隊長はあまりに暑かったので何もやる気が起こらなかったのですが、

あ、そうだ、暑いのが好きなやつがいた！

と思って自宅の小さな庭に出ました。
いましたいました、いとおしいプチトマトちゃん。



トマトちゃん、これからが美味しい季節ですね

夏野菜の代表選出です。
暑くて頭がイカれそうな時は、こんな楽しみを思い出すと良いですよ

異常に暑かった今日、隊長はトマトちゃんを筆頭に、コーン、枝豆と
夏野菜を中心に真夏を思う食事をしました。

夏野菜、満喫ℬ。ちょっとだけ暑さに感謝です

(コーンの先は写真とるまで我慢できなくてちょこっと食べちゃいました・笑)
枝豆、とてもおいしいかった～。
もちろんプチトマトちゃんもね

今週の丘ばちは、この高温とにらめっこの準備になりそうです。
急に暑くなりましたからね、ハッチちゃんもびっくりしているでしょう。対策をしてあげないと。
7月初旬ですが、暑さとの戦いです。
上手に暑さと向き合って身体と心をコントロールして行きたいと思います。
明日からまた頑張るぞー！
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