自由が丘 丘ばちプロジェクト

丘ばち女子も強かった！

2014年9月28日

こんにちは、隊長です
季節の変わり目、みなさんは体調崩されていませんか？

最近涼しくなって昆虫たちが活発に動くようになってきました。
植物も春に次ぐ１年の中の活発期で、お花や果実があちらこちらで目を引きます
金木犀の香りがぼやぼやしている私たちの意識をはっきり秋に引き込んでくれたり、夜の虫の音が優しい眠りへといざなってくれたり、お月様がとてもクリアーな姿を見せてくれたり、秋は何かと素敵な季節です。
我らが丘ばちハッチも、暑い夏を乗り越えて、これから冬に向かう前の猛ダッシュ準備ということでかなり活発に活動しています
このハッチたちの活動活発化に呼応するように、あのにっくきスズメバチも活動を活発化させています
毎日、何十匹が襲来して、丘ばち隊の大事な大事なハッチをさらっていったり、欲どうしいものは深入りしてスズメバチ除去機につかまったりしています。
先日の丘ばち隊活動日（毎週水曜日に内検をしていま～す）にも、丘ばち隊がいるにも関わらず、次々とやってきてハッチたちをさらっていこうとしていました。

「私たちの大切なハッチになにするの！」

隊長以外全員女子の丘ばち隊。みんな子を持つママ隊員ですから、「守る」ということにはめっぽう強さをみせます。

「スズメバチはおっかねぇから。沢山飛んできたら追い払うだけでいいんじゃないの。」

と少し弱気な隊長とは打って変わって、勇猛果敢にスズメバチと戦います。
虫取り網で捕獲しては踏み潰して退治！！！！！！（超つぇ～・しかも虫取り網壊れてるし）

スズメバチとの戦いの後・・・

「ハッチに危害を加えるものは許さないよ！」

彼女たちの背中からは、頼もしいを通り越して鬼気迫る迫力を感じます。

「ただやっつけるだけではなく、返り討ちにしてあげる！」

という豪快な（見た目はとてもか細い自由が丘女子ですよ・念のため）女子もいて、
捕獲した後、息の根を止めるのではなく、気絶という寸止めの高等技術で（スズメバチは生け捕りにすると焼酎や蜂蜜漬にできる。とても強力な滋養強壮剤になる！）、スズメバチを生きたまま捕獲してしまいます
丘ばち女子を怒らせるとこ～んな目にあうんだぞ～

「凄い、凄すぎる俺、スズメバチじゃなくてよかった。」

唖然とする隊長を横目に、蜂蜜漬けにしたスズメバチを持って意気揚々と帰る丘ばち女子。

スズメバチと必死に戦う丘ばちは凄いけれど、それを飼育している丘ばち女子はもっと凄い！と思いました。
きっと、丘ばちハッチの可愛らしさと強さはこの女子たちから来ているのだと認識させられた隊長でした

大人の階段

2014年9月21日

隊長です
朝晩めっきり涼しくなりましたね。涼しいというより、薄着ではちょっと寒い。
鼻炎の隊長は、この温度になってくるといつもグシュン、グシュンやっています。
あ、また鼻水が・・・・

さて、今日は、うれしい報告です。
丘ばち隊が植えた、ボーボー第一のシンボルツリー「花桃」こと「モモちゃん」
この「モモちゃん」が、また大人の階段を一つ登ったのです

モモちゃんは、お雛様に飾られる桃の花を咲かせる女性の象徴の木です。女性の街“自由が丘”にふさわしいシンボルツリーになってもらいたい、そんな思いでボーボー第１に植えました。
4年前の2010年9月、当時自由が丘駅前ロータリーを壊して新しく改修するということで、駅前花壇の土がもったいないので、隊長と、副隊長が必死、決死？の思いでデカ植木鉢に沢山土を盛ってモモちゃんを植えたのです。（植えている風景はブログの過去ログを見てね）

最初、こちらに来た時のモモちゃんはとてもか弱くヒョロヒョロで、蔓科の植物かという感じの全然木には見えない子でした。
葉っぱもいっぱい虫に食われ、「この子大丈夫かな？」って感じで、はかなさ漂う少女でした
1年がたち、2年目に花が咲くようになり、3年目に少し幹が太くなってきて、4年目の今年、なんだかシンボルツリーと言う言葉が恥ずかしくないくらいのたたずまいになってきました。

「モモちゃん、ずいぶん大きくなってきれいになったなぁ。女の子と言うよりは女性になったかんじだ」

隊長は、何かの用事でモモちゃんのそばを通るたびにそう思っていました。

そんな中、先日女神まつりの準備でモモちゃんの周辺の道路の長さをはかりに行ったとき、驚くものを目にしました。

「なんだか果実系のよい匂いがするなぁ」

隊長はそう思ってモモちゃん下の道路を見つめた先に白い丸っこい物体を見つけたのです。

「オオオ！　これはモモちゃんの実だ！」
隊長は思わずさけびました。
モモちゃんの大きい植木鉢周辺に、何個も花桃の実が落ちているのです。

モモちゃんの実、わかるかな～

ほら、これがモモちゃんの実ですよ～

「おおお、モモちゃん・・・・・・」

隊長は思わず娘を持つ父のような顔になりモモちゃんを見つめました。
これまでお花を咲かせることが精一杯だったモモちゃん。
ヒョロヒョロだったモモちゃん。
そのモモちゃんが、ついに実をつけるまでになったのです。
そう、実をつけるということは、子孫を残せる⇒大人

「モモちゃん。」

隊長は目頭が熱くなりました。（馬鹿です。ちょっと変態も入っています。許してください、嬉しいのですから）
その実は、まだまだ成熟した大人の木の花桃の実よりは遥かに小さい可愛いものだけれど、実をつけたという事実は、モモちゃんが確実に大人の階段を登ったということに間違いありません

「オオ、モモちゃん！」

隊長はモモちゃんの木肌をさすりながらこの子の成長を喜び、感動を伝えました。

「このまま順調に大人の階段を登り続けてね。そして女性の街自由が丘を象徴し続けてね！」

実りの秋に幸せに包まれた隊長でした

今年は季節が早いかも

2014年9月17日

彼岸花がボーボー第2に綺麗に咲いています
昨年より1週間くらい早い感じです
今年は季節の変化が早いです。

ハッチはつよいぞ！

2014年9月16日

こんにちは、隊長です
先日、秋になったというブログを書きました。
丘ばちハッチたちはいま秋を満喫しています

ハッチは、秋が大好き。
なぜなら、春に次いでお花が沢山咲き、蜜が沢山採れるからです
暑く苦しい夏を乗り越えた先に、ご褒美の秋がやってくる。
人と同じですね。
夏の間バテていても、秋風に吹かれた瞬間、食欲増進！なんてね。
秋はとっても良い季節です

でもこの「秋」はハッチたちには鬼門でもあります。
それは、天敵スズメバチが増えるから。
ハッチたちが元気になるように、天敵スズメバチも勢いを盛り返してきます。
毎日、ハッチのおうちに飛来しては何匹かハッチをさらっていきます。
巣箱にスズメバチ除去機をつけていますが、必ず何匹かは被害に遭います

「ちくしょう。スズメバチめ、忌々しい奴だ！」

隊長はスズメバチが本当に嫌いです。
姿かたちも、お顔もすべて憎らしく見えます

「あいつら、今日もうちのハッチをさらいに来ているな。隊長がやっつけてやる。」

この時期、隊長はこまめにハッチ基地を監視に行きます。
ハッチがスズメバチにやられていないかどうか見るためです

「おおお！　なんだあれは！」

ある晴れた秋の午前中、ハッチ基地に行った時のこと。隊長は凄い光景を目にしました。

「ハッチがスズメバチと戦っている！　しかも勝っている！！！」

隊長は驚きました。
ハッチが集団で、スズメバチをやっつけている光景を目にしたのです。
沢山のハッチが、スズメバチを隙間もないくらい取り囲んで圧死させている光景を。

えらい！強い！ハッチ！


「凄い！凄すぎる！」

隊長は思わず叫びました。
丘ばちハッチがちゃんとスズメバチと戦っているのです。
逃げも隠れもせずに、巣箱に侵入しようとしたスズメバチに全力で立ち向かっているのです。
1匹では勝てなくても、みんなで力を合わせてやっつけている。

「ハッチ、君たちはえらいぞ！そして強いぞ！」

隊長は、小躍りしたくなるくらいうれしくなりました
この秋、スズメバチと戦うハッチは、何匹スズメバチをやっつけることができるでしょうか。

大きな力をもらった隊長でした

自由が丘の夏が終わりました。秋です。

2014年９月１３日

隊長です
めっきり涼しくなりましたね！
日中陽が射しても、太陽光線は強いけど、空気がカラットしていてとても心地よいです。
湿気がないと、空気が澄んでいて、空の色が青くきれいに見えます。
風は涼しく優しい匂いを運んできます。
季節はもう秋です

隊長は、地元の鎮守様・熊野神社例大祭（9月7日）の忙しさで、ここの所はてんてこ舞いでした。
やれ神輿だ、やれ神酒所だ、奉納だ、子供みこしだ、雨になったらどうするこうする、だしは出すのかなさないのか・・・・やることがびっくりするくらい多くてぐったりするくらい疲れました
こんなことやってなにかメリットがあるのかな？
はたから見ているとそう思われることばかりです。
だけど、毎年豊年を祝うこのお祭りが自由が丘の街にとってはいろいろな面で大切な役割を果たしています。
人のつながり、地域のきずな、神様や自然を尊ぶ心・・・・などなど。
目に見えない大切なものをお祭りはもたらしてくれます

丘ばちにとっても、実はこのお祭り大切なのです。
毎年、9月の第1週目に行われる自由が丘熊野神社例大祭。
勇壮な神輿が街を練り歩き、子供たちはかわいい法被姿でだしを引き回します。
隊長が一番に思うのは、このお祭りはなにか季節の節目と言うか、変化を私たち人間に告げてくれているのではないかということ。
自由が丘はこのお祭りで確実に季節が入れ替わる。
自由が丘の夏は、この熊野神社例大祭の神輿宮入りで毎年終わるような気がしているのです。
9月第1週目の日曜日、午後6時に神輿が宮入し、夏空より少し高くなった夕焼け空を見上げた瞬間、「ああ、夏がおわったなー」って感じる。
頬を伝う風もこれまでの熱風ではなく、どこか涼やかに感じる

おそらく、お祭りをやったから季節が変わるのではないのですね。
隊長も含め、人の心が入れ替わるのだと思います。
「夏」という激しい季節に、一定の終止符を自分たちの中でとても大きな事象をやり遂げることで刻むのだと思います。
そうすることで、季節の変わり目を自分たちで認識し、作ってゆく。
「夏」という激しい季節を自分の中から抜かないと、自然の流れにおいて行かれてしまう。
ハッチたちは、自然の変化を鋭く察知して私たちの気が付かないところで季節変わりの準備を行っています。
冬に向けて、春に次いで沢山採れる秋蜜を休む間も惜しんで採りに行っている。
女王は夏の間控えていた産卵を活発化させる。
人が気付かない間に準備をちゃんとしているのです

ひと夏の命を終えたセミ・・・

中秋の名月の翌日に現れたスーパームーン


隊長は、この例大祭をしっかり終わらせ、自分の心の夏も終わらせ、ハッチたちにおいて行かれないように、今必死に秋へと自分を作り変えています。

激しい季節が終わりました。秋です。
次のステップに向けてスタートです

サルスベリの力

２０１４年9月９日

こんにちは、隊長です
最近のハッチの近況です。
今年のハッチは、とっても良い状態。すこぶる元気です。
普段この時期は、蜜が枯れるので、人間と同じで夏の疲れや夏バテ気味で、
蜂の群に勢いがありません。
しかし、今年は暑い8月を超え9月になってもハッチたちの群の勢いは衰えません。
毎日、働きハッチがビュンビュン朝から蜜を元気に採りに出勤していきます。（舌を出してバテバテ出勤して来るヘタレ隊長は少し見習わないと・笑）
卵だって沢山あります。
ちっちゃい子供たちも沢山。（次の働き蜂予備軍が沢山いるから群が衰えない。卵や小さい子たちはミツバチの群の健康バロメーター）
本当に素晴らしい状態

「8月、蜜枯れなし！」

隊長は時期ごとにいくつか指標としている蜜源を毎日見ていますが、今年の感想は一言。

「今年のサルスベリはすげぇー」

改めて8月の蜜源の指標サルスベリを見に行くと、木の下に沢山の花柄がありました。
咲いても咲いても次から次に蕾をつけて、7月の初めから咲き始め、9月になってもまだ更にこれから咲こうとしています。
暑い夏の間ずっとハッチに蜜を供給し続けてくれたサルスベリ。
本当、字の通り100日咲きます。（サルスベリは漢字で百日紅と書きます。）

「サルスベリさんはえらいなぁ」

隊長は感心してしまいます。夏の暑い時期3か月もの間きっちり咲いて、黙々と誰に褒められるでもなくハッチや昆虫たちに栄養源を提供し続ける。
しかも立ち姿はとても気品高く美しい。
なかなかできることではありません。
すぐに、続けることを諦めそうになる隊長は、サルスベリのひたむきに咲き続ける姿を見て感動します。

見事な咲きっぷり。サンルスベリさん、えらい！！

「ひたむきに頑張り続けることは大事だ。隊長もサルスベリのように頑張らないと！」

よく三日坊主で挫折をする隊長は、3か月頑張り続けるサルスベリさんに触発された秋のはじめでした

スズメバチの季節

2014年9月4日

熊野神社でスズメバチを見かけるようになりました。
毎年のことですが、今年は少し多いように感じます
ハッチのにっくき敵ですが、食物連鎖の自然界ではしょうがない存在
人にも害があるのでみなさん気を付けてくださいね！

ハッチたちの危険な季節・・・

2014年9月3日

ハッチたちの危険な季節がやってきました。
スズメバチがこれから増えてきます
皆さんも気を付けてくださいね

ハッチたちがやっつけたスズメバチ

昆虫がいっぱい居るまち

2014年9月２日

こんにちは！
隊長です

久しぶりのブログを書きます。
今日は、無性にブログが書きたくなりました。
それは、久しぶりに晴れて、今週末にある自由が丘熊野神社例大祭の準備で街中を歩き回っていたときに、働き者の丘ばちハッチに遭遇したからです！
しかも、我らが丘ばちハーブ園で！！！
隊長はちょー嬉しくなってテンション上がりまくりで事務所に帰ってきてブログを書いています


ここのところ天候不順で、夏なのに急に涼しくなったり、雨が降ったりと心も体も少し湿りがち。
しかも、災害のニュースは心のどこかに大きくのしかかり、いまひとつ隊長のモチベーションを押し下げていました。
雨や曇り続きの毎日

「今週末の熊野神社例大祭の天気は大丈夫かなー」

不安な気持ちで日々を送っているときに、久しぶりの爽やかなお天気の朝がやってきて、朝から颯爽と街を歩き回っていました。
ここ数日、目をやらなかった植物たちの状態を見回りながら、商店街の役員さんたちに例大祭の配り物をして回る

街の角々に植わっている植物の周りにトンボの姿があったり、プランターの周りを蝶がひらひらしていたり、夏の過ぎ行くのを惜しむようにせみが鳴いていたり。

「そういえば、丘ばちを飼う前よりなんだか昆虫が増えたなー」




自由が丘で出会った蝶々やセミ・・・おまけにてんとう虫

隊長は、今日ふとそう思ったのでした。

「昆虫が増えたということは、生物多様性が増したということ・・・」


隊長は内心うっしっしと嬉しくなって配り物を続けていました。
そして、最後の配り物を終えて、隊長の事務所に向かおうとしたそのとき、見つけちゃったのでした、丘ばちハッチを。
野村證券自由が丘支店の脇の道。アニスヒソップを中心に植えた丘ばちハーブガーデンに、
絵に描いたように黄色と黒のしましまが数匹飛び回っているのです！

のこのこと、どこかのどかに花から花へ飛び回っています。時々花に近づいては止まり、飛んでは蜜を吸い、とても可愛い黄色と黒のしましまちゃんでした。

われらがハッチがハーブガーデンにやってきたよ

「自由が丘の街は、都市型だけど自然がいっぱいだ！」

隊長の喜びの導火線に火がついてこの日は一日喜びの中で仕事が出来ました。

「昆虫がいっぱい居る街。楽しいなぁ～」