自由が丘 丘ばちプロジェクト

人気者

2011年1月4日

私たち、タイワンツツバキです。
最近ちょっとした人気なんですよ

明けましておめでとうございます

2011年1月1日

明けましておめでとうございます

今年はピョンピョンと跳ね回るウサギのように
ハッチも元気にブンブン飛び回れるよう、がんばっていきたいと思っています。

丘ばちプロジェクトを今年もよろしくお願いいたします

今年もよろしくね

来年もよろしくお願いします

12月31日

今年、本格的に始動した自由が丘のボーボー化計画（森林化計画）

今はハッチもいなくなり、植物も冬の装いに衣替え。ちょっとさびしい感じです。

でも、丘ばち隊はすでに来春からの活動に向けて着々と準備中なのであります

ジョアンナ、アンジーに代わる女王様は3月には花園養蜂場さんからやってきます。
植物だって、常緑のものは今も街を緑に彩っており、すっかり葉が落ちてしまったニセアカシアやムクゲは、来春暖かくなったらまた力強い緑を身にまとい、綺麗なお花を咲かせ、美味しいミツを出すための充電中です。
そして、丘ばち隊基地内にも春に向かって準備をととのえている植物たちが自分たちのデビューの時をじっと待ち続けています。



本格的な寒さを迎えたこの年末、街を歩きながら寒さに震える植物達を見たり、誰もいなくなってしまったさびしいハッチ基地を訪れたりしても、なぜか心にすきま風が吹かず、ほんのりと心が暖かでいられるのは来年にむけて希望を感じていられるからなのかもしれません。

今年、猛烈な暑さの中、汗だくになり、熱中症一歩手前になりながらハッチ達を世話したこと。

汗だくの内検作業

お日様が沈んだ後、駅前花壇から土を運び出したり大きな樹を植えたりといった街中ではあまり見られない作業を、周囲からはまるで不審者のように見られながら行ったこと。
どの作業を思い返してみても決して楽なことはなく、むしろヘトヘトになり、汗を絞りだし、体にムチ打つような重労働でした。

駅前花壇からの土運び

体を張っての作業

やせたくてもやせられない人もいましたがそんなつもりはなくても気がついたら痩せていた、なんていう隊員もいたりして、隊長にいたってはその力仕事のせいで１回りも２回りも大きくなったような感じでちょっと筋肉ムキムキになっていたり・・・
でも作業の後に感じるものは辛さではなく、むしろ心地よい疲れでした。

いろんな事を乗り越えてきた丘ばち隊が願うのは、植えた植物達がこの街で愛され根付いていくこと。
そして、ハッチ達がいなくなってしまった今、ハッチ達が教えてくれたことを糧にして、新たにがんばっていこうという気持ちも湧いてきています。

ハッチが発する自然のメッセージに真摯に耳を傾け、自由が丘の環境と真正面から向きあい、私達の暮らす街がハッチにも人間にもより良い環境になるように努力して行こうと思います。

働き者ハッチ

ハッチの大好物ハニーサックル

時にはハッチが出す信号を間違えて受け取り、思わぬ植物を植えたりして「オイオイ、何やってるの？」なんて失敗をするかもしれません。その時は反省し、ちゃんと軌道修正をしますので、どうか温かい目で見守っていて下さい。

来年も今年同様直球勝負。全力投球で丘ばち隊は頑張ります。

こんな丘ばちプロジェクトを来年もこれまで通り、温かくご支援ご協力をお願い致します。


花粉団子をいっぱいつけて・・・おかえり

負けないよ

12月27日

ハワイアンボーボーのハニーサックル
寒さには負けないよ

メリークリスマス

12月24日

今年のクリスマス、自由が丘はお留守の女神さまに代わってもみの木のツリーの登場です

紅葉

12月22日

紅葉の絨毯

サクサクッ

レンゲを植えよう！

１２月２０日

これは少し前のお話なのですが、丘ばち隊の誰かがコッソリ植えたレンゲを見て、隊長の頭の中にはまた何かがひらめいてきたようなのです。
「レンゲ…レンゲ…う～んレンゲか～」
いったい今度は何を企んでいるのでしょう？
　
そして彼は無心にインターネットで何かを調べ始めます。
これはいつもの行動パターンなのです。
何かアイデアが浮かぶと脇目もふらずにパソコンとにらめっこ。ひたすら調べては考えるのです。

「レンゲ…レンゲ…ないかな～？」
どうやら彼はレンゲの種を探しているようです。
そうか～なるほどね。レンゲの蜂蜜はとってもおいしいし、それにレンゲは緑肥にもなります。
ハッチにとっては美味しいミツが採れ、植物にとっては自分たちを元気にしてくれる栄養になる。おまけに綺麗な花まで咲かせて私達を楽しませてくれる。
これは一石三鳥！
植えないわけがありません。

隊長は早速行動開始です。
手に入れた種の量は２．５キロ！種を２．５キロ！
一体どれだけ蒔こうとしているのか・・・

隊長は隊員を引き連れて、まずは丘ばち隊が作った森に蒔きます。
プランターの隙間にグランドカバーになるように・・・と。
初めはそうやって控えめに控えめに植えていたのですが、だんだん勢いがついてきてしまったようです
丘ばち隊の森を蒔き終わってもた～くさん残っている種を、ちょっとした場所（駐車場のコンクリートの割れ目など）を見つけては、パラパラと鳩にエサをあげるかのように蒔いていきます。
その姿はまるで花咲か爺さん？？
「豆まきだ～、豆まきだ～」と悪ノリする隊員もでてきます
おかげで、自由が丘の街のあちらこちらにレンゲの種が蒔かれ、コンクリートの隙間や割れ目からレンゲの芽が出てきています。

こんな芽が街のあちらこちらに

いったいこの勢いで蒔き続けたら、どれだけのレンゲの花が来春に咲くのでしょう？
自由が丘の街がかわいいレンゲ畑になるかも？


きっと隊長はこのちょっとおちゃめなボーボー化作戦に自信満々なのであります。
頭の中にたっくさんのレンゲの花や、おいし～いレンゲ蜜を思い浮かべ、しめしめと１人ほくそ笑んでいるはずです。

この札のところレンゲ畑あり！？

にらめっこ

１２月１３日

に～らめっこし～ましょ
ハッチッチ！2010年6月4日撮影

サンカクバアカシア

12月9日

春への準備中かな・・・？

花園養蜂場へ行ってきました

12月6日

丘ばち隊は２年目の春を迎えて、今年初めてハッチとご対面した時に
「今年のハッチ達は何かが違う」
と、思いました
アンジー群もジョアンナ群もとってもおとなしく、人に対してほとんど攻撃性を見せませんでした。昨年スタートした時は、私達の扱いも良くなかったのだけれど、とってもハッチ達がイライラしてスキあらばすぐに刺すといった状態でした。
だけど、今年のハッチは、巣箱を開けても、威嚇のために飛んでくるものはほとんどいなくて、だいたいがジーッと下から見上げて
「なに～？何か用？」
みたいな感じで様子を伺っているだけでした。
「もう少し戦闘意欲があった方がいいんじゃないの？これじゃ外敵にやられちゃうよ。」
と、心配するところもありました。でもとっても良く働くおりこうさんで、攻撃に向けるパワーをすべてミツ集めにかたむけ、毎日せっせとたくさんミツを集めてきて、その量は、前年のハッチが集めてきた量をはるかに上回っていたのです
「こんなにおとなしくてよく働くおりこうさんなハッチは、いったいどんなふうに育てられたんだろう？愛情いっぱいのとっても安心できる環境で育ったからこんなに穏やかな性格なんだろうな。」
そう思うと、いったいどんな人がどんなふうに育てたのかとっても知りたくなったのです。
ジョアンナとアンジーが亡くなった今、来春もまたプロジェクトをスタートさせるために、どうしてもハチ群を手に入れなければなりません。
「ぜひ、今年のハッチを育てた花園さんにお願いしたい！」全会一致で決まり、丘ばち隊はの意見がその気持ちをストレートに伝え、ついに花園養蜂場の御主人松本さんにお会いする事ができました。

花園養蜂場に到着

松本さんはそれまで勤めていた会社を辞められ、ご自分が子供の頃に味わった蜂蜜の味を求めて養蜂場を始められたそうです。養蜂業に携わって１３年。
その養蜂スタイルは松本さんが考えついたアイデアでいっぱいでした。今まで考えもつかなかった方法がいろいろな場面にありましたが、なるほど～と納得するようなものばかりです。松本さんの中に、先入観に縛られたり、養蜂たるものといった変なこだわりがいっさいなく、そのアイデアや考えの根底には、蜂への愛情があり、つねに蜂のため、蜂の気持ちになって考えることから養蜂のすべてが生まれてくるようです。

こんなにたくさんの巣箱

お話を聞いていて、思ったことは養蜂ってマニュアルでなく自分のスタイルでいいのかもしれない、ということです。
大切なのは蜂への愛情と今の状況を正確に見極められる目。その見極められる目を持つために基本をしっかり勉強すること。

「丘ばちプロジェクトは業としての養蜂ではないのでテクニカルなことよりハートだな。」
と、強く丘ばち隊は感じました。

冬でもまだまだ元気な花園の蜂達

来春からの丘ばちプロジェクトの活動はまだまだ進化の段階をはい始めたヨチヨチ歩きのおチビさんです。
でも、それは今までとはちょっと違う、自分達の養蜂スタイルを目指していくための試行錯誤。

ハイハイしていた赤ちゃんが、ようやくつかまり立ちを始めたくらいの状態だけれども、きっと将来ちゃんと自分の足で立って歩いてゴールに辿りつけるように頑張ろうと思っています。

ゆっくりゆっくりだけれども、この自由が丘の街のゆりかごの中で育って行きたいと思っています。

松本さん、ありがとうございました