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係数ゼロは変えられるか



今、隊長の中では今日のお題が大きなテーマです。




係数ゼロってなんだ?と思われるかたも多いかと思われます。
係数とかゼロとか、なんだか数学っぽくて嫌だなと思われるかも知れません。
確かに数学的な考え方ですが、言葉は難しくても内容はほぼ算数なので、おバカな隊長と一緒について来て下さい。



ここでお題とする係数ゼロとは、解剖学者の養老孟司氏が著書「バカの壁」で示した脳内で起こっている働きの一次方程式のことです



「知りたくないことに耳をかさない人間には話が通じない」ことは、よくあることです。このことは、脳の入出力の面から説明できるというのが養老氏の論説です。入力される情報をx、出力としての人間の反応をyとすると、y=axという一次方程式のモデルが考えられる。ここでのaという係数は、その人の心情とか物事の見方と仮定することができる。



通常、入力に対して何らかの反応があるのでaはゼロではないはずなのてすが、ものによって、特殊な場合には、特に先入観や思い込みが強い場合はa=ゼロ、つまり
係数ゼロの問題が発生します。
なにを入力しても、正しく伝えたい意図に反して、全く反応しないことになってしまいます。



このような状況を、NHK報道局国際部記者、辻浩平氏は著者「トランプ再熱狂の正体」で、トランプ支持者たちを理解する時に使っています。



「彼らは大統領起訴などの情報に触れていなかったり避けたりしているわけではない。触れていても係数ゼロ、つまりこれは政敵がトランプを追い落とそうとやっていることだと、認知すれば、大したことではないと片付けられるのだ。」
と言っています。



係数ゼロ



自由が丘でも、同じようなことが起こっているなぁと隊長は思っています。
そして、困っています😥




再開発に関わることに関して、いろいろ街のお役の方々に伝えないといけないと思い、隊長が知り得た情報を入力するのですが、「再開発側はウソをつく」というバイアスが強くかかっているので、どんな正しい入力xを入力しても、係数ゼロが働いて正しいy出力が出て来ないのです。
いつも答えはゼロ。



なにをしても、どうしても、情報がしっかりと伝わらない、いや伝えたことがゼロに変換されるんです。



係数ゼロの壁。
ファクトが伝わらずフェイクが蔓延するアメリカの病巣。
伝えたいと思っても伝わらない自由が丘。

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   なかなか難敵な係数ゼロの壁



隊長は、今年1年を振り返るとずっ〜とこの係数ゼロの壁に悩まされ、戦っていたように思います。

 
戦っても戦ってもどうにもならない虚しさ。



係数ゼロのバイアスがかかり続けているのだから、なにを入力してもゼロにされてしまう。
ブラックホールのような強力さ。



変わらないのかなぁ😒



そう思ったこともありましたが、隊長、11月に入ってこれまでとは違う大きな入力をしました。
波風は立てない方針から一転、身を切る改革、声を荒げて説明をし、オブラートに包んだファクトではなくむき出しのファクトを出して相手の係数ゼロに歪みができるような入力と議論をしました。



その時のインパクトは、少し係数ゼロが動いた気がしました。



病巣が深いアメリカでも、関税問題や物価高の悪化などで、トランプ支持率が下がって来ました。



絶対に動かないと思っていた係数ゼロの壁が動いて行く…。



無敵、不動と思われたソレは、永遠に続かないかもしれない。



今週の自由が丘は、係数ゼロのバイアスに穴をあける施策、正しい情報を伝える施策を一つ行います。
都市計画の専門家のお話を聞いて、アカデミズム、知識のインパクトで、判断材料を増やして行く。



動くかどうかわかりませんが、こういう努力を一歩一歩積み重ね、係数ゼロの壁を変えて行きたいと思っています🧐

by jiyugaoka-bee | 2025-11-17 07:25