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ついて行けない…



高市内閣が発足して、止まっていた政治が動き出しました。

昨日は、衆議院に続き、参議院本会議でも、代表質問が行われ、高市内閣の全貌が更に明らかになって来ました。



その中で特に気になったことが一つありました。



それは、働き方改革の改革。
残業規制の緩和を検討して行くという彼女肝いりの施策。
経済団体もそれを支持。



自民党総裁選で勝利した演説で、働いて働いて働いて、と3回も「働いて」連呼をして、自負自身のワークライフバランスを捨てるとまで言って、働く鬼と化すことを宣言した彼女。

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        働く鬼宣言



ミツバチを飼って、「働きバチ」という言葉を毎日のように聞いて、観察して、「働く」ことを正面からいつも考えている隊長としては、働くことの美徳について高らかに謳うことには、何の反対もしませんが、制度としての働き過ぎの線引きを変えることを自分だけでなく、人にも強いるような新首相のスタンスにゾッとするものを感じました。



今の労働基準法の時間的目安は、過労死が社会問題となった時期に、有識者などが社会的かつ科学的に決めた目安です。



その線をいじるというのは、残業代を付けて手取りを増やすという安易で手っ取り早い人気取りとしか思えない施策です。国民の健康や穏やかな暮らしを到底考えているとは思えない新自由主義的発想だと思います。



現に、この施策を支持しているのは20代を中心とした若者世代で、過労死を知っているものはいない。つまり過労死、悲惨な社会を知らない世代です。
この世代がわかってないのは、この施策で一時的に残業代が増えるかも知れないが、企業は、コストが嵩むものはそこから手っ取り早くAIなどに置き換えて行って、結果、勝ち組は更に少なくなる狭き門となることであります。能力無き者は残業代はおろか仕事すら奪われていくのです。



しかも、残業代がきれいに支払われるのは経団連加盟の大規模資本だけで、中小零細のブラック企業が益々増えるのは目に見えています。



ミツバチの世界に目を向けると、個体差間で働き方が全然違っていて、めちゃくちゃ働く群と、さほど働かない群があります。一見、めちゃくちゃ働く群をドンドン働かさればいいじゃないかとなりますが、働き過ぎの群は、人間がその活動にブレーキをかけたりコントロールをしないと、働いてはいけない季節にもガンガン蜜を集め、死ぬほど働いて、全滅をみることがあります。
穏やかに働く群は、蜜の収量は少なくても、越冬や病気耐性に強かったりして、太く短くではなく、細く長く生きてくれます。

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  ミツバチたちも色々な働き方をします



働く、ということはとても難しい課題で、簡単にガンガン働けば良いという問題ではありません。



現在の高市内閣をウオッチしていると、最初に彼女が言った「解党的覚悟で臨む」と言うことが、本当に「解党」を望んでいるのではないかと思えるようなものがいくつか見受けられます。



これまで、保守を支持して、仕事でもプライベートでもその方向性は変わらなかったけれど、なんだかトランプが出て来て以来、世界情勢、国内情勢、全ての方向に右傾化が見られます。
右傾化は往々にして強者の論理が強く、長い目で見ると「満たされる層」が上位者ばかりで薄くなるのが常です。
もともと自分は保守だと思っていましたが、今の保守には少し距離を、置きたい気持ちが出て来ています。



保守中道。
この言葉はどこに行ったのでしょうか。
働き方改革の改革で、そんなことを思う隊長です。 

by jiyugaoka-bee | 2025-11-07 17:41