人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大切な想い



自由が丘のバラ、その名も「自由が丘」。
地元の人と、丘ばちプロジェクトと、後藤みどりさんで、「想い」を持って作った大切なお花です🌹



足掛け5年以上はかかったでしょうか。
丘ばちプロジェクトのバラ蜜復活の願いから数えると、10年はかかっています。(読んでね。
https://okabachi.exblog.jp/i3/)
ゆっくり地道に積み重ねたこれまでの時間。



多くの人がかかわり、多くの人がたくさんの汗をかいて、そして多くの人が「想い」を持って関わってくれました110.png



この話が出た時は、隊長、こんなたいへんなこととは思わず、もう少しトントン拍子に進むものだと思っていました。



それは、そうですよね。
世界で一つだけのものを作るのだから、そんな簡単な話ではありません。
でも隊長は、いつも楽天的ですから、ちょちょいのちょいで出来ると思っていたのです(ホントおバカです)
105.png



その自由が丘のバラ誕生物語。
足掛け5年。
後藤みどりさんが持てる技術を注いで、自由が丘の環境部や産能大の学生が作業の汗をかき、イベント時にはプロトタイプを街に飾ったり、育てたりしました。
そして、昨年やっと完成したのですが、
御披露目はコロナ禍で一年伸びました。
また、御披露目が伸びたことで、公募で決めた名前の登録は2年かかっています。
一応、公募で「自由が丘」という名前に決まったのですが、「種苗登録」という正式な手続きにいろいろ時間がかかっているのです
119.png



このプロジェクト、ずっと、艱難辛苦の道。
一筋縄ではいかないことはわかっていましたが、まだまだ苦労は残っていました。



「自由が丘」という名前。
そもそも地名ですから、種苗登録や種苗法の世界ではそう簡単に付けられるものではありません。
種苗登録したいバラを開発、育成した土地の地名であれば楽勝なのですが、バラ「自由が丘」は、後藤みどりさんの農場で生まれ自由が丘の場所を使って開発をし、育成も一部自由が丘というハイブリッドですから。
そもそも開発した育成家の後藤みどりさんが山梨に拠点があり、目黒区「自由が丘」を主張するのは少し弱いかなということで、隊長たちは悩んでいるのです
130.png



そこで、隊長は、今バラ事業を一緒に頑張ってくれている元園芸高校の高橋先生と一緒に種苗登録の本丸、農林水産省まで行って来ました。

大切な想い_d0155439_00044646.jpg
ちょっと緊張の農林水産省訪問です







種苗登録の手引き・マニュアル通りに登録すると、少し難しいのかどうなのか115.png



正直、農林水産省の担当部局も少し困惑していたようです。
申請書類を出してみて判断すると。
隊長たちとしては、「自由が丘」という名前が付かないと、このプロジェクトは意味がなくなるので、あらゆる正当性のある資料を付けて種苗登録申請をしようと思っています。



先日、その申請資料に必要な後藤みどりさんからの譲渡証明を頂いた時に、後藤さんから、本当に愛ある温かいお言葉をもらいました。そのお言葉がコレ110.png

大切な想い_d0155439_00041798.jpg
後藤さんの言葉、グッときます





関わったみんなが「想い」を持って完成した「自由が丘」。
後藤さんの言葉にあるように、このバラが、届いた人みんなの心を幸せにするといいなぁと思います
101.png



その「想い」は、特に合わせた訳ではないけれど、隊長も、ホントにまったく一緒なのです。
たぶん、このプロジェクトに関わったみんながそう思っていると思う
112.png



コロナ禍に完成した「自由が丘」。
強い「想い」を乗せて人々を幸せにしてくれると思います


by jiyugaoka-bee | 2021-07-18 09:00

養蜂活動の記録


by jiyugaoka-bee