幸せのカタチ
2021年 06月 26日
こんにちは、隊長です
今週は、長い長い丘ばちビールの戦いが終わり、ひさびさに安寧の時を迎えています。
医療従事者の方に6000本の丘ばちビールを賞味期限が切れることなく届けることができました
多くの人に喜ばれた。
作った人、企画した人、Gotoの枠組みに携わった人、贈る人、贈られる人、贈る人と贈られる人をつないだ人、美味しいと飲んだ人、その一部始終を見守った人、取材した人。
このお話に携わった人みんなが、なんだか少しずつ幸せになれたような気がします
みんなの心に少しずつハッピーとピースのかけらがお裾分けされた。
これこそ、丘ばち隊や隊長が目指していたことなんだと、昨日、しみじみ噛みしめました
やって良かった☺️
今回のGoto商店街事業のテーマは、「その先の未来へ、Gotoアフターコロナ」というものでした。
これには隊長、すごい想いを込めていました。
コロナ禍が来て、経済も社会も止まり、これまで当たり前と思っていた常識のものさしが変わり始めるのを感じていました。
壊れかかった環境のこと、とんでもない経済格差のこと、無計画に広がって行くグローバル経済のこと。
欲望とエゴと壊れた道徳
そんな臭いものに蓋をして走り続けていた世の中が、コロナの急ストップで、蓋がはずれ、隠していたものがドッと吹き出して、公衆面前に広がった。
隊長も含め、何も考えず過ごしていた人たちはいろんな事を考えるようになった。
これはダメだ。
このままではいけない。と
人は変わらないといけない。
欲望を巧妙に正当化できるように仕組まれた経済のシクミ、社会のシクミ、一部の人しか幸せにしないシクミを変えないといけない。
隊長、心からそう思いました。
何がどうできるかわからないけれど、もう少しましなシクミにしていきたいと強く思った。
そして、丘ばちプロジェクトという環境の取り組みを全面に立てて、Goto商店街事業というコロナ禍のど真ん中景気対策で、いろんなことを世に問おうと思いました。
そのやさきに起こったコロナ第4波。
今年の春先から東京はずっと何らかの規制がかかりました。
度重なる緊急事態宣言。
その間をつなぐ
蔓延防止等重点措置。
隊長たちのGoto商店街事業はずっとストップがかけられました。
何一つ、やってはいけません、それが
国と都の方針でした
隊長、相当落ち込みました。そして、いろいろ焦りました。
ダメじゃん。
何も伝わらないじゃん。
何も変わらないじゃん
そんなこんなしているうちに、2021年も半分が終わろうといていて、変わると期待していた社会やシクミは、変わるどころか、度重なる緊急事態宣言などで、がまんすることに疲れた人たちが、街に溢れ出して来ました。
政府や東京都の呼びかけは、虚しく響きます。
政治という本来、民の声、民の生活を守るためにある道具が、誰の為に動いているのかわからなくなって来ています。
お祭りオリンピックの開催。
人びとの日常や生活を規制しておきながら、スポーツの祭典はお酒つきでOKという。
どうかしています
アスリートの努力は、報いてあげたいので、無観客で競技を実施すればいい。
それ以上のことをする必要があるのだろうか。
誰の為にする必要があるのか。
コロナに打ち勝った姿を世界に見せる。
バカなんじゃなかろうか
市井の人がワクチン一つ射てなくて、一体何に打ち勝つのだろうか。
感染リスクを高めて、人びとの気持ち、規範、シクミを悪化させて、なにを心に残すのだろうか。
その先の未来へ、Gotoアフターコロナ。
このテーマは、オリンピックで混乱する今の理想とはかけはなれた現実を前に、少し虚しく響きます。
しかし、今回、隊長が全力でもがき苦しみ、到着した丘ばちビールの医療従事者への寄贈は、絶望の淵で一類の明るい光を見せてくれました。
何一つうまくいかないシクミのゲームチェンジの中で、心から隊長の想いを救ってくれた
アフターコロナの社会は、ダイナミックな変革はこのままないのだろうけど、きっと「幸せのカタチ」は少しずつ変わって行くのではないだろうか。
善意、優しさ、感謝、思いやり、真心。
これらのピースを一つずつ丁寧に繋げて行けば、きっと新しいシクミは見えてくる。
隊長はそう思います。
すぐに何か大きなことは変わらないけれど、少しずつ積み重ねること。
人の気持ちは、目に見えないけれど、きっと変わって行っている
最後に、丘ばちビールが届いたあるクリニックの先生から届いたメールで今日のブログを閉じたいと思います。
「この度は、丘ばちビールを贈って頂きありがとうございました。
コロナの日常で、陰鬱で忙しい一日の終わりに、ご褒美のような優しい味わい。
自由が丘商店街のお心遣いに感謝致します❗」
隊長の目指す幸せのカタチです