新しい生活様式
2020年 06月 27日
2020年6月27日
隊長、昨日は全国ミツバチPJTオンライン会議に二度目となる参加をして来ました。
zoomアプリを利用して、自由が丘にいながらにして、北は北海道札幌から南は九州熊本まで、都市養蜂をやっているそれぞれ立場も身分も違うミツバチプロジェクトの方々とオンラインで会議をしました。
ホント、すごい世の中、すごい時代になりましたね
距離の違和感やビハインドは一切なく、同時刻違う場所から複数名集まって、パソコンを介して一同に会議が行えた。
これはもう、旅客運輸事業者や宿泊事業者に携わっている人たちは厳しいですね
出張して、移動宿泊を伴う会議がパソコン上で簡単にできちゃうんですからね。
これまでのあたりまえが完全に覆ってしまいました。
これまであたりまえのようにお金が発生し、それが短縮できたりそれ以外の手段があるなんて思いもつかなかったものが、VIPと言われる特別な人でもない隊長のような庶民でさえ、さほどお金をかけずに簡単にできてしまう
コロナが日常にもたらしたもの。それは、良くも悪くも本当にデカイ。
ポストコロナは間違いなく、これまでの日常には戻れないし、新しい常識が大きな音もたてずに我々市民の隅々まで入って来ている。
隊長は、コロナ禍をただその大変さに流されて右往左往するのではなく、歴史の目撃者としてそしてポストコロナの時代も時代遅れのお荷物としてではなく、主体者としていられるように、今懸命に目を凝らして見て考えています
何故、自分はミツバチを続けているのか。
ミツバチを続けた先に何があるのか。
ミツバチを通じて自分が本当に伝えたいこと。
実現させたいこと
その事は大方まとまっています。
昨日のオンライン会議ではその事がテーマだったので、隊長たくさん話しました。
すぐ力む隊長はたくさん話しすぎて皆さんの持ち時間を削ってしまいました(笑・反省です、皆さんごめんなさい)
今、隊長が感じているのは、自分がこの先ポストコロナで変わるであろう世の中で、自分が向かう方向はまとまっているけれど、それをロジカルに伝えてなおかつ人を納得させ実現させて行く力がないこと、能力が足りないことを痛感しています
だから、今はリアルの世界を頑張る傍ら、ひたすらその自分のいたらなさを補う努力をしています。
まずは知識、知見を補うこと。
これはすごく大事
隊長は丘ばちPJTをはじめてここまで全力で目の前のやることを必死にこなしてきた。
時たま本を読んでいたけれど、真剣に吸収するための読書はしなかった。
これがいけない 。
隊長随分と知性のロスをしてしまいました。
学ぶべき事がたくさんあったのに、目の前の身体を動かすことばかりしていた。もっと頭を動かさないといけなかったんだ。
自分の思うこと、自分が求めることを正しく実行に移すために
隊長、いまはたくさん本を読んでいます📚
ありとあらゆるジャンルの本を読んで、わからないことがあったり疑問に思うことが出て来たら、さらにその周辺の本を読み、気がついたら一冊の気になる本を読むために4~5冊の本を読むことになって、お部屋が本だらけになっています(笑・そろそろ整理しないと母に相当怒られる(笑))
隊長の読書は、足りなかった知識をひたすら吸収する読書もあれば、心を揺さぶられる「想い」を取りにいく読書もあります。
速読、精読、読み返し、反復も含めて、自分の人生史上未だかつてないほど本を読んでいます。
いろいろ本に助けられ、隊長はずいぶん成長できて来ました
想いばかりで、言葉が足りなかったところ、表現する技法がなかったところ、そして何よりも、
ごちゃごちゃしていた頭の奥の部分が随分整理されました
シンプルに自分が向かう先を見ることができるようになって来ました。
都市養蜂をやる意味。
遊びの部分と本気の部分。
全国の都市養蜂の皆さんはここの部分がまだ整理出来てないんではないかと昨日の会議で感じました。
漠然と、「ミツバチは環境にいいよね」では世の中の人はそんなに簡単にはミツバチの良さはわかってくれません。
ましてや小難しい御託を並べる偏屈知識人にはコテンパにヤられてしまうだけです。
自分が何故ミツバチをやるのか、自分たちの組織がミツバチをやった先に何を成したいのかのアカウンタビリティを持っていないと、根性と努力の世界に留まり、持続可能な取組にはなりえないと感じています。
何を隠そうつい最近、今年のはじめまでの隊長もその一人でしたから
今年、全国BEECOMミーティングでプレゼンを行い、絵本丘ばちくんを3月に出し、コロナ禍がすぐにやって来て、隊長は大きな前進をしました。
短期間に集中的して内省する機会が外的要因によって続々と発生し、隊長は好むと好まざるとに関係なく覚醒しないといけない状況になったからです。
丘ばちをやって行くこと。
自分は何を発信したいのか。
丘ばちくんの絵本を書いて、beeCOMミーティングでプレゼンするにあたって何度も何度も自分に問いかけました。
そして、頭ではわかっていると思った事が全然言葉で表現できない自分に行き当たりました。
自分には足りないものが多すぎる
そのもがきの中で、掘り出し、再び見つけた宝のように輝く言葉。
故渡辺英男さんの言葉です
ミツバチは家畜でありながら決して人におもねることがない。
またそのミツバチは、とても高度に共同生活を送っており、地球の営みに合わせて生きるシクミを知っている。
(文字数の都合、ご本人の文言と全く同じではありません。少し省略させてもらっています。)
一見、地味な言葉だけど、ミツバチを真剣にやっている者にとってはバイブルの最初の一ページ、出だしに書いてあるようなとても大事な大事な言葉。
ミツバチを飼っている僕たちだからわかること、発信できることを、やっていかないといけない。
ミツバチから市井に生きる個々人の心に入って行き、パラダイムシフトを起こすんだ。
地球の営みに合わせて生きるシクミをラディカルにではなく都市養蜂と言う牧歌的で優しい取組で伝える。
隊長の目標ははっきりしました
隊長の目標は相当難しいのはわかっています。
簡単に成らないのもわかっています。
でも都市でミツバチをやる以上、ここを目指さないといけないと思っているのです。
ポストコロナはきっと大きな変化がおこると思う。
金儲けが一番の価値観から、もう少しシンプルに人が生きていくことにフューチャーした価値観にシフトする。
地球や環境を持たせること。
富のためなら破壊の限りを尽くす。競争原理に任せ、我が物顔で勝ち組が富を奪取する構造は変わらざる得なくなる。
地球があってはじめて人間は生きて行ける。たくさんお金を稼ぐ人もそうでない人もこの定義は一律に一緒。地球や自然環境がなければお金儲けも意味ないよねと言う社会が
コロナはそんな単純なことを、目の前に生命の危機を突きつけることで教えてくれた。
ポストコロナの新しい生活様式は、マスクやソーシャルディスタンス、リモートワーク、オンライン会議と言った目に見える部分よりもっと深層での動きが重要になってくるように思います。
隊長は昨日の全国ミツバチPJTミーティングに参加した後そんなことを考えていました。
もっともっとミツバチPJTを行う意味をはっきり伝えられる人になろう。
心に強い気持ちが宿りました
by jiyugaoka-bee
| 2020-06-27 21:03
| 隊長 渾身の一筆