久しぶりに銀杏を拾いました
2019年 11月 20日
2019年11月20日
こんにちは隊長です
寒暖の差が激しいですね。
晴れると20度越え、朝晩は10度を下回る。
今年の気候は激しいです
秋なのか冬なのか、毎朝、着る服の選択にも迷います。
人間でこれだけ対応に苦労しているから、きっと小さなハッチはもっと大変だろうな、
と心配している隊長です
そんな季節の変わり目で、気候がなかなか難しい今日この頃ですが、今日のお題は、季節の変わり目に関すること。
この時期、食べて美味しい「銀杏」についてです。
先週末、隊長は隊長母と自宅近くの砧公園で銀杏ひろいをしました。
秋の風物詩、銀杏の木から落ちるこの季節の代表的な食べ物「銀杏」。
銀杏、そう、あの強烈にウンコ臭いアイツです(笑)
隊長、むかしは、あの強烈にウンコ臭い銀杏が大嫌いでした。
踏むと、ずっとあの強烈な臭いがするし、皮をむくのも本当に地獄の所業が待っていて、
こんなものだれが食べるのだろうと思っていました。
そんな隊長が銀杏を拾って食べるようになったのは、母の影響が大きいと思います。
料理が得意な母は、よく料理に銀杏を入れて食べさせてくれました。
最初は、苦くて「なんだ、コレ!」と思っていましたが、美味しく料理され、食べなれてくると、いつの間にか「これうまい!」と思うようになりました
そんな銀杏ですが、最近では、母の肺の病気(リンパ腫)に良いということを知り、母が料理するというよりは、隊長が電子レンジでチンして母に食べさせるようになっています。
その栄養満点、薬膳食材の銀杏。
隊長家では、買ってくるのではなく、天然の銀杏を使います。
自宅近くの砧公園に、いくつかとっても大きな銀杏の木があって、この時期その麓に行くと必ずいくつか新鮮な銀杏をゲットすることができます
昨年のこの時期は、母が入院していたので全くそれどころではなく、銀杏拾いはできませんでした。
今年も、隊長の仕事が忙しすぎるのと、激しい台風がいくつか来たので、いつもの年より早くに銀杏の実が落ちてしまって、昨年に続き、一番旬な時期を逃しつつありました。
そんな銀杏シーズンが終了しようとしている先週、ダメもとでいいから母と久しぶりに銀杏拾いをしようということになり、砧公園に向かいました。
「あら、なんだか臭いわね。」
母が嬉しそうに言うと、銀杏の木の下には、いくつかのつぶれてぐじゅぐじゅになっているものに交じって、新鮮な銀杏が落ちていました。
枯葉もたくさんあったので、見つけるのがなかなか大変でしたが、大粒の実が枯葉の間からいくつか見つけられました。
「うわっ、臭い!」
隊長も母も、嬉しそうに「臭い!」を連発しながら拾いました。
こんなに臭いことがうれしいなんて、不思議です。
時間を忘れて、しばし臭いにおいをめがけて銀杏を拾い集めました。
鼻がもげそうに臭いのに、隊長も母も嬉しそうに「臭い」を連発しながらの銀杏拾いです。
「あっ、本当になんか臭いよ。」
隊長は枯葉の中で、どうやらわんこがウンコしたのを本当にふんずけ、銀杏の臭さと相まって、どうにも耐えられない臭さに見舞われました
「あははは、本当にウンコを踏んずけている!」
隊長も母も大笑いしました。
隊長は、普段はこんな目に合うとプリプリ起こるけれど、今日は季節の風物詩「銀杏の実」をたくさん拾えたことがうれしくて、ニコニコ笑いながら枯れ枝で靴裏のわんこウンコを取り除きました。
「この銀杏は幸せのもとだ。」
少し風は冷たかったけれど、久しぶりに季節の風物詩と、自然に接しられたことと、母の病気に対する生薬をゲットできて、とてもこころが豊かになりました。
激しい気候と季節が続きますが、こんな自然の恵みと穏やかな時間があることに、
こころから感謝しないといけないなと、隊長は思いました
自然が暴れて大きな被害が続く昨今ですが、自然が与えてくれる一時の幸せに隊長は心から感謝しました。