2017年12月31日
今年もあと数時間で終わります。
隊長にとって、丘ばちプロジェクトにとって、激動の一年でした。
その2017年が終わろうとしています。今年一年、いつもながら拙いブログにおつきあいして頂いた皆さま、本当にありがとうございました
今年のブログ更新回数、186回。
新記録です。
昨年も144回で新記録でした。
昨年の最後のブログを更新した時、こんなにブログを書く年はもうないだろうと書きました。
隊長、本当にそう思いました。
なのに今年も記録更新です。2日1回以上のハイペース。
なんなんでしょう。バカなのではないでしょうか。
たぶんバカなのでしょう
キチガイのように書きました。
それはやはり、丘ばち8周年が大きかったのだと思います。
今年丘ばち隊は、自由が丘でミツバチを飼って、8周年を迎えました。
これは本当にめでたいことで、支えてくれた方々、応援してくれているみなさま、みんなに感謝を伝えないといけないと思いました。
今年は何をさておき、丘ばち8周年をちゃんとやり、その過程と想いと、丘ばちの存在をすべてブログでちゃんと書き、しっかりと発信していこうと
ここ数年の自由が丘商店街振興組合のスケジュールは鬼のように忙しく、特に今年はその中でも特盛で忙しくなることはわかっていました。
だけど、ミツバチだけに「8」は外せないなと、わけのわからないダジャレ本能が働き、やることを決めてしまいました。
ダジャレついでに日にちは8月8日。
ここまでくれば、もう救いようのない真正のバカかもしれません。
真夏の一番暑い時期。
自由が丘の街は、連続4日間の激烈盆踊りが終了し、一番疲弊しているウルトラ衰弱・弱体時期です。
本当によくやったなぁ。
前日、台風がやってきたけれど・・・
こんな凄まじいスケジュールと丘ばち8周年。
結果として言えるのは、めちゃめちゃ大変だったけれど、これはやって本当に良かったと思います。いろいろな意味で。
成功とか失敗とかではなく、いろいろなことがわかったから。(失敗か成功かはこれからの丘ばち隊の活躍で、隊長は決まると思っています。)
準備も丘ばち隊のみんなで楽しみながらできました。皆さんの心意気に感謝です。
8周年の看板も作りました
8周年当日、皆さんが楽しんで頂けたこと、最高の喜びです
皆さんに、丘ばちくんグッズのお土産をお渡しすることもできました
丘ばちの取り組みを少しでも多くの人に知ってもらう努力をしたこと。
丘ばちは有名だと思い込んでいた鼻をへし折られたこと。
これまでやって来たことの良いところと、まだまだだと思うところがわかり、丘ばちの現在の位置がすごく良くわかりました。
隊長の力のなさや、自分の弱点、自分の足りないことも良くわかりました。
半面、隊長のことを強く信頼してくれている人、応援してくれている人、想いをわかってくれる人もはっきり見えてきました



隊長の元には様々な応援の品が届きました。本当に感謝です。
今年新しく仲間入りした丘ばちスイーツもありました。ラチャルダさん作です。
そして、これまで以上に支えてくれている方々のことを思いました。場所を提供して頂いているビルオーナーの田中さん、いつも重労働の養蜂作業に参加してくれる丘ばち隊員の方々。丘ばちを受け入れてくれている自由が丘の街。いろんなものが頭に浮かんで来ました。
ミツバチとこの自由が丘の街で生活できることは幸せなんだ。
そしてこのことを、もっと自分の中でしっかり整理をしてちゃんとポリシーを持って発信しなければ。
なぜ、自由が丘でミツバチなのか。ミツバチを飼って何を発信したいのか。
自分がこれから進むべきこと、わかっているようでわかっていなかった。
丘ばちのグランドコンセプト。「ミツバチは人と自然をつなぐもの」これが丘ばち8周年を開催しながらはっきりしてきました。
そう、ミツバチは何が良いかというと、生き物としての素晴らしさもあるけれど、一番の素晴らしさは、自然を忘れてしまっている我々人間に、もう一度自然を思い出させてくれること。西洋ミツバチは、人と生きていくために改良されてきた生き物でありながら、人の手を離れ自然の環境の中に飛び出していく。
ミツバチたちをよりよく飼育しようと思うと、必然的に自分の置かれている場所や環境、自然を感じないわけにはいかなくなる。
物言わぬ生き物ミツバチハッチたちが、人に自然を教えてくるのです。
自分が生きている場所の良し悪しを。
人も自然の中の一部だし、どんなに頭脳が発達しようが生き物として部分はほかの生き物とそうは変わらない。
生き物として自分がいる場所が快適なのか、人工的なものが多すぎていないか、人が自然をいじくりまわしすぎて気持ち悪くなってないか。
自然を忘れた人間にミツバチは語りかけてきてくれる
この小さなミツバチは私たちに大切なことを教えてくれています
『自由が丘の街は、東京にありながらとても心地よいですよ~。 人もハッチも暮らしていくのにちょうどいいですよ~』
これを「ミツバチは人と自然をつなぐもの」の視点から多くの人に発信していかなくっちゃ。
隊長は強くそう思いました。
そんな、想いの中から隊長はそれをできるだけ多くの人に伝えるため、今年丘ばちの本を制作し始めました。
その名も「丘ばちくん」
絵本のようで絵本でない不思議な本。
絵もたくさんあるのだけれど、児童書にしては文章が多い。
隊長が伝えたいことがぎっしり詰まっていますからね。
隊長の書いたストーリーに、長年来のお友達milkpillowさんがかわいい、かわいい画をつけてくれました。
大人から子供まで、みんなが自然を感じ、ミツバチの素晴らしさを知り、丘ばちのグランドコンセプトである「ミツバチは人と自然をつなぐもの」を感じてもらえるもの。
自然と自然の世界に入っていける素敵なお話。
自由が丘が自由が丘らしくあるために。そして心地のよい空間と環境を感じてほしい。
まだ完成までいたっていませんがね、春までには仕上げて多くの人に知ってもらえるようにしたいと思っています。
隊長頑張ります! 

ミツバチが教えてくれること、これを多くの人に伝えることが丘ばち隊の役目です。
そして最後に、来年、そして今後に向けての展望で今年のブログを納めます。
今、自由が丘には街の輪郭が変わるかも知れない、大きな、大きな波が静かに押し寄せて来ています。
自由が丘のまちづくり。
自由が丘のハードが有史上はじめて動き出し、目黒区が駅前の開発に5年で40数億円の予算を付けてくれました❗
一見、素晴らしいことだけれど、ちょっと気を抜くと街の魂を抜かれて大きな開発に自由が丘が大切にしていたものが持っていかれてしまう可能性もある怖くもあるお話
隊長は、そんな中自分の出来ることをしっかりやる。
自分にしかできないこと、自分だから出来ること。
頭が良い人はたくさんいる。お金や土地を持っている人も多い。街への思いがある人も何人もいる。
だけど、人と自然をつなぐミツバチ目線でものを言える人はいない。
ミツバチは小さな生き物で、ともすると人間が行う大きな開発には何の役にも立たないように見える。
だけど、ミツバチのフィルターを通して環境を見、ミツバチが暮らしていける環境を考えていくと、必然的に人間にとっても本当に必要なものが見えてくる。
隊長は冗談ではなく、本気で自由が丘で養蜂をやったものとして、ミツバチ目線でいろいろと大きな流れに相対していこうと思っているのです
「ミツバチは人と自然をつなぐもの」
丘ばちの発信と、自由が丘のまちづくり。
自由が丘に起こっている街づくりの大きな変化に、この街が壊れないよう、そしてこの街の本当の良さが失われないよう、自由が丘がいつまでも素敵な自由が丘であり続けるためにハッチとともに丘ばちプロジェクトを盛り上げて頑張っていきます
今年一年、このブログをいつもチェックして、読んでくれたみなさん。
本当にありがとうございました。感謝しかありません。
隊長の他愛もない気持ちやミツバチへの変態ともとれる愛情(本当に変態だけど・(笑))にお付き合いくださり、隊長はいつも「みんな優しいなぁ」と心強くいられました。
丘ばち8周年の会場にも、台風予報にも関わらずお祝いを持って駆けつけてくれました。
ブログでつながる優しい愛を感じました。
隊長は、そんな皆さんとこれからも心地のよい自由が丘の街で、さらに心地よく一緒にいられるよう努力してまいります。
来年もまた宜しくお付き合いくださいね。(もうこんなにたくさんは書けないと思うけど、たぶん・(笑))
本当に、本当にありがとうございました。
自由が丘の街に、皆さんに、来年もたくさんの幸福がありますように。
2017年の終わりに、丘ばち隊長でした
2018年もハッチとともに・・・