ゴーヤ
2010年 05月 18日
この間、ハッチの巣箱近くにゴーヤの種をまきました。以前に少しふれましたが、自由が丘の街を緑でボーボーにするというちょっとバカみたいな考えから立ち上がった『自由が丘森林化計画』。ハッチたちが花から花へ飛び、植物を受粉させます。受粉させることで実がなり、それを鳥達が食べにきます。鳥達は実を食べるついでに木々につく害虫までも食べてくれるのです。そうすると虫退治のための薬を使わなくてもよくなるため、植物達に生きるための力が湧いてきます。そうするとどうなるでしょう?とても自然なめぐりで緑がふえていきます。そう、緑化のための自然な連鎖反応です。こんな形でハッチたちも立派に森林化計画に参加しているのです。丘ばちメンバーはハッチたちをフォローするため、よく蜜をとりにくるというゴーヤの種をまくことにしました。でも・・・種をまいた時期が残念だったのです・・・・・ゴーヤの種まきは4月が最適な時期です。なのに、うちの丘ばち隊長中山は強引に5月のGW明けにまいてしまい・・・当然まだ芽は出ていない・・・・・それはそうですよね。
丘ばちメンバーの永井さんは“この時期にゴーヤの種をまいても大丈夫?”と、とても心配していたようなのです。永井さんは同じように緑を愛し、街の緑化活動に力を入れている住区住民会議の人です。その一員として丘ばちメンバーに加わってくれています。住区住民会議の方々はこのちょっとおっちょこちょいな丘ばち隊長を哀れに思い、緑を増やすために配っていたというゴーヤの苗を永井さんに託して分けてくださいました。これを丘ばちプロジェクトへの温かい協力とハッチへの愛情と受け取り、早速大切に植えました。住区住民会議の方々はハッチたちへの強力な応援だけでなく、自分達ができる緑化活動として、週1回街のお掃除をしたり、駅前ロータリーにお花を植えたり、がんばっているのです。
緑を愛し、『自由が丘森林化計画』に賛同する人々のこんなちっちゃな取組みが自由が丘を緑ボーボーの街に変えてしまう、そんな日が来るといいですね。ハッチもブンブン飛びながら呑気にそんなことを考えているかもしれません。
きっとね。
*これは駅前ロータリーに咲いている葉ボタンの蜜を吸っているハッチです
by jiyugaoka-bee
| 2010-05-18 13:38