優しさに触れた
2018年 10月 05日
2018年10月5日
台風25号、少しコースが日本海側に逸れそうですね。
また日本列島を縦断しそうな感じでしたから、少し安心しました。
でもまだまだ九州や東北方面の方々は心配かと思います。
台風の進路には十分注意をしましょう☺️
台風の話題で、一つ嬉しいことを報告します。
先日、各地で猛威を奮った台風24号。
東京でも電車が計画運休したり、屋根や看板が吹き飛ばされるなど、凄まじい風が吹きました。
夜中、寝られないほどの風が吹きました
台風のあまりの凄まじさに寝不足になるなんて、初めての経験でした。
そんな強烈台風24号が猛威を奮った日の朝、出勤して最初に気が付いたのは、
隊長たちがハッチのために街のあちこちに森林化と称しておいている大型プランターの被害でした
枝が折れたり、鉢にヒビが入ったり、傾いたり。
中には完全に倒れてしまっているものもありました。
写真にある大型プランター。完全に倒れてしまって、隊長出勤途中に、一人で復旧させようとえんやこらもがき続けていました。
えいっ!
おりゃ!
どんなにこけ声をかけても全く起こすことは出来ません。
起き上がる糸口さえ見出せません
隊長、万策尽きてその場で佇んでいると、救いの神が現れました。
ニッカボッカを着た屈強な体つきをした土木作業員風の2人組がこちらに向かって歩いてきています。
まったく知らない人。
ひげづらで、ぶっきらぼうでちょっと怖そうな感じの二人。
隊長が悪戦苦闘しているのを見て、笑ったり冷やかしていくのでは
なかろうかと、ちょっと隊長は構えていました。
かわいい女の子が困っているわけでもなく、蜂好きの変態中年男に、ニッカボッカが近づいてくるはずはない。
おかしい。何かある
そんな構えている隊長に、二人組は、
「ああ、昨日の台風で倒れたんだなぁ」
といって、隊長に一緒に起こそうと手を貸してくれました。
3人で手分けをしてプランターを起こす人、木を押す人、手前からプランターをずれないように押さえて引く人。
何も打ち合わせをしないのに、協働作業で見事プランターを起こし上げました
結構な作業でしたが、二人組は当然のことをしたような普通の顔で、
何か御礼を言おうとしている隊長に振り返りもせずに
何事もなかったように立ち去っていきました。
いい人や~
隊長は、ちょー感動して、この二人組と、そんな二人が普通にいる自由が丘の街に嬉しくなりました。
丘ばちはこのやさしい街に育まれているんだなぁ
なんだかうれしさと、頑張っていける勇気が湧いてきたように感じました。
台風はとてもひどいものだったけれど、隊長の胸には
あたたかいものが残った台風一過の朝でした