天の音
2016年 09月 18日
2016年9月18日
こんにちは隊長です
連休ですね。
シルバーウィークなんて言って世間は騒ぎますが、隊長はおうちにとじ込もって、しばらくたまっていた家事などをしています。
自由が丘の街のスケジュールは、8月に盆踊りがあって、9月に熊野神社例大祭があって、10月に最大のイベント女神まつりがあります。
この間、隊長は全力でこれらの催事に取りかかり、自分の身体やおうちのことが疎かになりプライベートなことが何もできなくなってしまいます
そんな最中にくるシルバーウィーク。
隊長にとっては大切な自分を取り戻す時間です。
仕事をたくさん持って帰って、女神まつりに備えながらお掃除や1週間分の買い出しなどを頑張っています。隊長はハッチに負けないぐらい働いていますよ・笑。
隊長のライバルはここだけの秘密ですが、働き蜂です。(ウソ・笑)
さて、今日はそんなシルバーウィークで久しぶりにゆっくりブログを書く時間ができたので、忙しかった間に起こった「これはぜひ書いておきたい。」と思ったものをいくつか書きたいと思います。
本日はその第一弾。
「天の音」
なんだ、天の音!?
なんだか「天の音・てんのおと」なんていったら不思議な響きに聞こえますか?
なになに、それって神様の声?
神秘的な現象?
はたまたウィーン少年少女合唱団のキャッチコピー?
などなど・・・・
まあ、どれをとってもとても良いイメージがたくさん湧いてきます。
きっとそれは素敵なものであることには違いないと。
そう、そうなんです。
今日はみなさんがなんだか素敵なファンタジーを見られるかもしれないという期待をもたせられる良いお話
現在、丘ばち隊には、男子が隊長のほかに一人います。
地域住人の主婦が中心に行っている丘ばちプロジェクトにあって黒一点。
少し線が細くて優しくて繊細な素敵な男性。
このお話はこの男性にまつわるお話です
イケイケの突進型の隊長に比べると、理知的で落ち着きのある彼。
仮にNさんとしておきましょうか。
殆ど週一回の作業日に参加できない隊長に代わり、Nさんは丘ばちの貴重な男子戦力を担ってくれています。
彼との出会いは、不思議でした。
自由が丘にほど近い武蔵小山でIT関連の事務所を経営しているNさん。
奥さんの岡山の実家が水害で山が崩れたのを機に、自然のことやそれを再生することをいろいろ考えていたそうです。
里山の森や、それが果たす役割などを考えているちょっと不思議で丘ばち隊チックな発想の持ち主
そんな彼、IT従事者なのでネットでミツバチのことをいろいろ調べていました。
どれだけミツバチが素晴らしいか、ミツバチの飼育の仕方、ミツバチが自然環境に及ぼす影響などなど・・・。
そんな最中、近くでミツバチを実際に見たいなと、ふと思って彼が探していたら、見つけちゃたんですね。猛毒のブログ「丘ばちブログ」!。
あまりにもクセが強すぎて変態しか近寄れないブログ
だけど、一度ハマルと抜け出すことができない恐ろしいブログ
そのブログを見つけてしまった彼。
武蔵小山にほど近い自由が丘でなんだかおもしろいミツバチ飼育をやっているぞ、と。
その時、彼が「やったー、ついにみつけたぞ!」と叫んだかどうかはわかりませんが、とにもかくにも丘ばちブログが媒介となったことは、ブログにいそしむ隊長にとってはちょっとうれしいこと。
Nさん、よくぞ見つけてくれました・笑
そして、行動力のある彼はそのあとすぐに丘ばち隊にメールをくれて、隊長・副隊長と面接することになります。
時期にして昨年の11月ごろだったかな。
隊長たちは、年間で何回かミツバチに興味がありプロジェクトに参加したいという人に逢うのですが、意外とうまく話が進まないことが多いです。蜜を集めて副業にしようとか、メシの種にならないかとかの動機が不純な人が多数。今一つ丘ばちの趣旨を理解できない人も多数。
新しい仲間は欲しいけど、最初からうまく行きそうもない方は、ほとんど面接の段階でお断りをします。
この時も、里山のことなんかを正面切ってさらっと出してくる彼を、隊長も副隊長も会うまでは少し色眼鏡で見ていました。
「どうせ、いつものパターンじゃないの」
そして、面接の日。
彼はとても綺麗な目をして隊長たちの前に現れました。
おとなしそうなのに、なにか確たるものがあるようなオーラ。
「この人はもしかして純粋かもしれない。」
キラキラした目でミツバチへの興味を語る彼に、隊長も副隊長も自分たちが丘ばちを始めるころの自分を重ね合わせていました。
「なんだか、なつかしい。未経験だけれどミツバチに対する情熱の塊のような熱い想い。」
隊長は直感で、丘ばち的な変態性を感じました。(悪い意味じゃないですよ・笑ミツバチが本当にかわいいとか、そんなハッチのためならいろんなものを犠牲にできるとか、そもそもミツバチをハッチと呼べるとか・・・笑。)
「丘ばち隊の入隊を認めましょう!」
隊長と副隊長は彼の「純真さと変態性」にかけました。(何度も言いますが、良い意味ですよ・爆)
それから彼が丘ばち隊にデビューしたのは今年の春。
出会いがシーズンオフだったので半年開きました。
まあ、この半年というブランクも良かったのかもしれません。
普通なら、「思い立ったが吉日」を逃すと意外と熱が冷めることがありますからね。
でも、彼は熱がさめるどころか、時期が開いたことでハッチへの想いを更に強くして春を迎えたのでした
ワクワクドキドキの丘ばちデビュー。
実際にハッチに触らせてみて、その人が本物かどうかわかります。
初めてミツバチの作業をすると、防御服を着ていてもマジでビビります。
何千、何万というミツバチが羽音を立てて自分の周りを舞うのですからね。
音だけで気絶しそうになる人もいます
臆病がったり、反対に虚勢を張ったり。
彼は、それらがあまりなかった。
まあ、わずかのビビりはありましたが、興味のほうが勝り、ドンドン丘ばちの作業に入ってきました。
そして、ハッチに対する愛情もたっぷりでした
普通、作業中に1匹くらいは不慮の事故でハッチを踏んだりつぶしてしまったりするのですが、彼は本当にハッチの命に対して優しさがありました。
こんな感じで地面にいるハッチを踏まないように・・・踏まないように・・・とっても優しい丘ばち男子です
足元にいるハッチを踏まないようによけて自分のほうがこける、といったくらいの気の配り方。
「この人は完全に変態だ・笑」
そんな彼は、すぐに丘ばち隊になじみました。
そして、みんなに好かれました。
そんな彼にこの夏、神様がご褒美を与えることになります。
そう、奥さんのおなかの中には赤ちゃんがいて、この夏出産となったのです
岡山の奥さんの実家に戻っての出産。
彼も奥さんについて出産に立ち会うことになりました。
丘ばち作業への出席率が非常に良い彼がしばらくいなくなるのは大変ですが、丘ばち隊はみんな笑顔で送りだしました。
そして、秋。
無事に奥さんの出産を終えて、彼が帰ってきました。
出産の様子などを丘ばち隊女子から根ほり葉ほり聞かれ、正直に丁寧に答える誠実な彼。
とても難産で、生まれるまでずっと奥さんの手をさすっていたそうです(2日間だったかな?
すげー愛情でしょ!・隊長には無理だ。笑)
元気な女児が生まれてきたそうです。
「おぎゃー」
彼が最初に聞いた愛娘の泣き声。
透きとおるような声で、なかなか出てこられなくて心配に心配を重ねた関係者に向かって発した第一声。
雑味も汚れもない純度100%のピュアサウンド。
心が純粋で優しい彼は思いました。
「天からの音だ」
嬉しいのと、感動と、神秘で頭がいっぱいになり、その泣き声はもはや地上の音ではなかったのでしょうね・笑(気持ちはとってもわかります。赤ちゃんにはみんな神様が入っていますからね!)
彼は迷わず、神が与えしその宝物に「天音 あまね」と名付けました。(なんて素敵なお話なのでしょう!)
このお話を副隊長から聞いた隊長は、感動して絶対これはブログに書かねばならないと思いました。
天の音 「あまね」ちゃん。
なんと素敵な響きなのでしょう。何と素敵な名前なのでしょう。
いろいろな思いを持ってつけた名前を隊長は知っていますが、はじめて聞いた泣き声を天の音に聞こえた彼の感性に隊長は凄い希望を感じました。
隊長、感動した!
Nさん、おめでとうございます
これからも、その素敵な感性で、丘ばち隊を一緒に頑張りましょうね。
あまねちゃんの姿まだ見られていませんが、今度絶対に写真で見せてくださいね。
きっと、その名の通り、天から降りてきた素敵な赤ちゃんなんだろうなぁ
Nさん、あなたの感性は完全に丘ばち的変態性が備わっています
きっとその心は、奥さんの実家の里山をミツバチと一緒に復活させられるでしょう。
その夢がかなうまで、あまねちゃんも含めみんなで一緒に頑張っていきましょ!
里山、復活!!その素敵な夢をみんなでがんばっていきましょう
こんにちは隊長です
連休ですね。
シルバーウィークなんて言って世間は騒ぎますが、隊長はおうちにとじ込もって、しばらくたまっていた家事などをしています。
自由が丘の街のスケジュールは、8月に盆踊りがあって、9月に熊野神社例大祭があって、10月に最大のイベント女神まつりがあります。
この間、隊長は全力でこれらの催事に取りかかり、自分の身体やおうちのことが疎かになりプライベートなことが何もできなくなってしまいます
そんな最中にくるシルバーウィーク。
隊長にとっては大切な自分を取り戻す時間です。
仕事をたくさん持って帰って、女神まつりに備えながらお掃除や1週間分の買い出しなどを頑張っています。隊長はハッチに負けないぐらい働いていますよ・笑。
隊長のライバルはここだけの秘密ですが、働き蜂です。(ウソ・笑)
さて、今日はそんなシルバーウィークで久しぶりにゆっくりブログを書く時間ができたので、忙しかった間に起こった「これはぜひ書いておきたい。」と思ったものをいくつか書きたいと思います。
本日はその第一弾。
「天の音」
なんだ、天の音!?
なんだか「天の音・てんのおと」なんていったら不思議な響きに聞こえますか?
なになに、それって神様の声?
神秘的な現象?
はたまたウィーン少年少女合唱団のキャッチコピー?
などなど・・・・
まあ、どれをとってもとても良いイメージがたくさん湧いてきます。
きっとそれは素敵なものであることには違いないと。
そう、そうなんです。
今日はみなさんがなんだか素敵なファンタジーを見られるかもしれないという期待をもたせられる良いお話
現在、丘ばち隊には、男子が隊長のほかに一人います。
地域住人の主婦が中心に行っている丘ばちプロジェクトにあって黒一点。
少し線が細くて優しくて繊細な素敵な男性。
このお話はこの男性にまつわるお話です
イケイケの突進型の隊長に比べると、理知的で落ち着きのある彼。
仮にNさんとしておきましょうか。
殆ど週一回の作業日に参加できない隊長に代わり、Nさんは丘ばちの貴重な男子戦力を担ってくれています。
彼との出会いは、不思議でした。
自由が丘にほど近い武蔵小山でIT関連の事務所を経営しているNさん。
奥さんの岡山の実家が水害で山が崩れたのを機に、自然のことやそれを再生することをいろいろ考えていたそうです。
里山の森や、それが果たす役割などを考えているちょっと不思議で丘ばち隊チックな発想の持ち主
そんな彼、IT従事者なのでネットでミツバチのことをいろいろ調べていました。
どれだけミツバチが素晴らしいか、ミツバチの飼育の仕方、ミツバチが自然環境に及ぼす影響などなど・・・。
そんな最中、近くでミツバチを実際に見たいなと、ふと思って彼が探していたら、見つけちゃたんですね。猛毒のブログ「丘ばちブログ」!。
あまりにもクセが強すぎて変態しか近寄れないブログ
だけど、一度ハマルと抜け出すことができない恐ろしいブログ
そのブログを見つけてしまった彼。
武蔵小山にほど近い自由が丘でなんだかおもしろいミツバチ飼育をやっているぞ、と。
その時、彼が「やったー、ついにみつけたぞ!」と叫んだかどうかはわかりませんが、とにもかくにも丘ばちブログが媒介となったことは、ブログにいそしむ隊長にとってはちょっとうれしいこと。
Nさん、よくぞ見つけてくれました・笑
そして、行動力のある彼はそのあとすぐに丘ばち隊にメールをくれて、隊長・副隊長と面接することになります。
時期にして昨年の11月ごろだったかな。
隊長たちは、年間で何回かミツバチに興味がありプロジェクトに参加したいという人に逢うのですが、意外とうまく話が進まないことが多いです。蜜を集めて副業にしようとか、メシの種にならないかとかの動機が不純な人が多数。今一つ丘ばちの趣旨を理解できない人も多数。
新しい仲間は欲しいけど、最初からうまく行きそうもない方は、ほとんど面接の段階でお断りをします。
この時も、里山のことなんかを正面切ってさらっと出してくる彼を、隊長も副隊長も会うまでは少し色眼鏡で見ていました。
「どうせ、いつものパターンじゃないの」
そして、面接の日。
彼はとても綺麗な目をして隊長たちの前に現れました。
おとなしそうなのに、なにか確たるものがあるようなオーラ。
「この人はもしかして純粋かもしれない。」
キラキラした目でミツバチへの興味を語る彼に、隊長も副隊長も自分たちが丘ばちを始めるころの自分を重ね合わせていました。
「なんだか、なつかしい。未経験だけれどミツバチに対する情熱の塊のような熱い想い。」
隊長は直感で、丘ばち的な変態性を感じました。(悪い意味じゃないですよ・笑ミツバチが本当にかわいいとか、そんなハッチのためならいろんなものを犠牲にできるとか、そもそもミツバチをハッチと呼べるとか・・・笑。)
「丘ばち隊の入隊を認めましょう!」
隊長と副隊長は彼の「純真さと変態性」にかけました。(何度も言いますが、良い意味ですよ・爆)
それから彼が丘ばち隊にデビューしたのは今年の春。
出会いがシーズンオフだったので半年開きました。
まあ、この半年というブランクも良かったのかもしれません。
普通なら、「思い立ったが吉日」を逃すと意外と熱が冷めることがありますからね。
でも、彼は熱がさめるどころか、時期が開いたことでハッチへの想いを更に強くして春を迎えたのでした
ワクワクドキドキの丘ばちデビュー。
実際にハッチに触らせてみて、その人が本物かどうかわかります。
初めてミツバチの作業をすると、防御服を着ていてもマジでビビります。
何千、何万というミツバチが羽音を立てて自分の周りを舞うのですからね。
音だけで気絶しそうになる人もいます
臆病がったり、反対に虚勢を張ったり。
彼は、それらがあまりなかった。
まあ、わずかのビビりはありましたが、興味のほうが勝り、ドンドン丘ばちの作業に入ってきました。
そして、ハッチに対する愛情もたっぷりでした
普通、作業中に1匹くらいは不慮の事故でハッチを踏んだりつぶしてしまったりするのですが、彼は本当にハッチの命に対して優しさがありました。
足元にいるハッチを踏まないようによけて自分のほうがこける、といったくらいの気の配り方。
「この人は完全に変態だ・笑」
そんな彼は、すぐに丘ばち隊になじみました。
そして、みんなに好かれました。
そんな彼にこの夏、神様がご褒美を与えることになります。
そう、奥さんのおなかの中には赤ちゃんがいて、この夏出産となったのです
岡山の奥さんの実家に戻っての出産。
彼も奥さんについて出産に立ち会うことになりました。
丘ばち作業への出席率が非常に良い彼がしばらくいなくなるのは大変ですが、丘ばち隊はみんな笑顔で送りだしました。
そして、秋。
無事に奥さんの出産を終えて、彼が帰ってきました。
出産の様子などを丘ばち隊女子から根ほり葉ほり聞かれ、正直に丁寧に答える誠実な彼。
とても難産で、生まれるまでずっと奥さんの手をさすっていたそうです(2日間だったかな?
すげー愛情でしょ!・隊長には無理だ。笑)
元気な女児が生まれてきたそうです。
「おぎゃー」
彼が最初に聞いた愛娘の泣き声。
透きとおるような声で、なかなか出てこられなくて心配に心配を重ねた関係者に向かって発した第一声。
雑味も汚れもない純度100%のピュアサウンド。
心が純粋で優しい彼は思いました。
「天からの音だ」
嬉しいのと、感動と、神秘で頭がいっぱいになり、その泣き声はもはや地上の音ではなかったのでしょうね・笑(気持ちはとってもわかります。赤ちゃんにはみんな神様が入っていますからね!)
彼は迷わず、神が与えしその宝物に「天音 あまね」と名付けました。(なんて素敵なお話なのでしょう!)
このお話を副隊長から聞いた隊長は、感動して絶対これはブログに書かねばならないと思いました。
天の音 「あまね」ちゃん。
なんと素敵な響きなのでしょう。何と素敵な名前なのでしょう。
いろいろな思いを持ってつけた名前を隊長は知っていますが、はじめて聞いた泣き声を天の音に聞こえた彼の感性に隊長は凄い希望を感じました。
隊長、感動した!
Nさん、おめでとうございます
これからも、その素敵な感性で、丘ばち隊を一緒に頑張りましょうね。
あまねちゃんの姿まだ見られていませんが、今度絶対に写真で見せてくださいね。
きっと、その名の通り、天から降りてきた素敵な赤ちゃんなんだろうなぁ
Nさん、あなたの感性は完全に丘ばち的変態性が備わっています
きっとその心は、奥さんの実家の里山をミツバチと一緒に復活させられるでしょう。
その夢がかなうまで、あまねちゃんも含めみんなで一緒に頑張っていきましょ!
by jiyugaoka-bee
| 2016-09-18 18:18