生きた証
2015年 10月 20日
2015年10月20日
こんにちは、隊長です
女神まつり、無事終了しました。
ちこっと雨に打たれましたが、概ね天気にも恵まれ
とても良いおまつりとなりました
たくさんの来街者においで頂き、自由が丘の街が最高に熱く盛り上がれました。
駅前にいる女神さまも大喜びです、きっと。
遊びに来てくれた皆様、ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました
さて、今日のお題は「生きた証」。
ハッチの健気な姿の一片を書きます。
最近、テレビでも良く出てくる害虫「スズメバチ」。
10月のこの時期はとてもよく彼らは活動しています。
捕食対象である我らがミツバチハッチのところにも、うろちょろ姿を現します。
丘ばち隊がいるときに飛んでくるスズメバチは、丘ばち隊が間髪入れずに、
「おのれ、天敵スズメバチめ、ハッチは絶対に渡さない!」
ってな具合に、虫取り網で捕まえて返り討ちにしてくれます。
しかし、丘ばち隊がいない時は、こそーっとハッチに近づいて、1匹、また1匹とUFOキャッチャーのように垂直に降りてきて捕獲後、垂直に空に昇り消えていきます。
このスズメバチ、一応ハッチの巣には捕獲機をつけて、なるべく犠牲になるハッチが出ないように気をつけているのですが、やはり何匹かはやられます
「本当に、スズメバチ、憎ったらしいな!」
隊長は、ハッチをさらわれるたびに歯がゆい思いをします。
そんな不憫なハッチですが、時々胸をすくような良い活躍をすることもあります
勢いのある群は、果敢に戦ってスズメバチをやっつけるのです。
ハッチを捕獲しに来たスズメバチに対し、数十匹で取り囲み、羽を振るわせ温度を上げて中のスズメバチを窒息させます。(ミツバチラグビー・ジャパン・ウェイみたいですね! 体は小さいけれど束になって相手にかかり、やっつける!)
これがいわゆるファイヤーウォールです。つまり蒸し焼きですね。
先日、スズメバチの被害があったとビルのオーナーさんから報告が来たので、隊長、すぐさま飛んで丘ばち基地に行きました
丘ばち基地に到着した隊長が目にしたものは、すでにスズメバチの襲撃があった後の状態でした。
ハッチたちが少し興奮していて、周辺が慌ただしい。
きっと何匹かのハッチは連れていかれた後・・・・。
でも、何匹かのスズメバチは、ファイヤーウォールにかかり、ハッチの巣箱の周りに転がっている。
「くそ、スズメバチは行った後か。」
隊長が悔しがっているそばで、スズメバチの死骸の中に1匹の切ない姿を見つけました。
小さいハッチがスズメバチに抱えられたままファイヤーウォールで息絶えていたのです。
「あああ、スズメバチにがっちり捕まってそのまま身を犠牲にして群を救ったんだね。きみは。」
隊長はその姿を見て少し胸が熱くなりました。
この子の命を何かに残してあげたい・・・・・。
今日ブログを書いたのは、この1匹の犠牲になったハッチのために書きました。
小さい命だけれど、立派に生きた証を残したハッチがいたこと
みんなのためにがんばった、勇敢で愛しい命です
こんな小さな命にも大きなドラマがあること、隊長はミツバチという生き物にいつも感動させられます。
生があって、死がある。
「生きているということは、感動や悲しみで心を動かされることなんだ。」
当たり前のことなんだけれど、日々の日常で忘れているものをいつもハッチに思い出させてもらいます。
ミツバチの小さな命。
皆さんの胸に灯りが灯ったでしょうか
こんにちは、隊長です
女神まつり、無事終了しました。
ちこっと雨に打たれましたが、概ね天気にも恵まれ
とても良いおまつりとなりました
たくさんの来街者においで頂き、自由が丘の街が最高に熱く盛り上がれました。
駅前にいる女神さまも大喜びです、きっと。
遊びに来てくれた皆様、ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました
さて、今日のお題は「生きた証」。
ハッチの健気な姿の一片を書きます。
最近、テレビでも良く出てくる害虫「スズメバチ」。
10月のこの時期はとてもよく彼らは活動しています。
捕食対象である我らがミツバチハッチのところにも、うろちょろ姿を現します。
丘ばち隊がいるときに飛んでくるスズメバチは、丘ばち隊が間髪入れずに、
「おのれ、天敵スズメバチめ、ハッチは絶対に渡さない!」
ってな具合に、虫取り網で捕まえて返り討ちにしてくれます。
しかし、丘ばち隊がいない時は、こそーっとハッチに近づいて、1匹、また1匹とUFOキャッチャーのように垂直に降りてきて捕獲後、垂直に空に昇り消えていきます。
このスズメバチ、一応ハッチの巣には捕獲機をつけて、なるべく犠牲になるハッチが出ないように気をつけているのですが、やはり何匹かはやられます
「本当に、スズメバチ、憎ったらしいな!」
隊長は、ハッチをさらわれるたびに歯がゆい思いをします。
そんな不憫なハッチですが、時々胸をすくような良い活躍をすることもあります
勢いのある群は、果敢に戦ってスズメバチをやっつけるのです。
ハッチを捕獲しに来たスズメバチに対し、数十匹で取り囲み、羽を振るわせ温度を上げて中のスズメバチを窒息させます。(ミツバチラグビー・ジャパン・ウェイみたいですね! 体は小さいけれど束になって相手にかかり、やっつける!)
これがいわゆるファイヤーウォールです。つまり蒸し焼きですね。
先日、スズメバチの被害があったとビルのオーナーさんから報告が来たので、隊長、すぐさま飛んで丘ばち基地に行きました
丘ばち基地に到着した隊長が目にしたものは、すでにスズメバチの襲撃があった後の状態でした。
ハッチたちが少し興奮していて、周辺が慌ただしい。
きっと何匹かのハッチは連れていかれた後・・・・。
でも、何匹かのスズメバチは、ファイヤーウォールにかかり、ハッチの巣箱の周りに転がっている。
「くそ、スズメバチは行った後か。」
隊長が悔しがっているそばで、スズメバチの死骸の中に1匹の切ない姿を見つけました。
小さいハッチがスズメバチに抱えられたままファイヤーウォールで息絶えていたのです。
「あああ、スズメバチにがっちり捕まってそのまま身を犠牲にして群を救ったんだね。きみは。」
隊長はその姿を見て少し胸が熱くなりました。
この子の命を何かに残してあげたい・・・・・。
今日ブログを書いたのは、この1匹の犠牲になったハッチのために書きました。
小さい命だけれど、立派に生きた証を残したハッチがいたこと
こんな小さな命にも大きなドラマがあること、隊長はミツバチという生き物にいつも感動させられます。
生があって、死がある。
「生きているということは、感動や悲しみで心を動かされることなんだ。」
当たり前のことなんだけれど、日々の日常で忘れているものをいつもハッチに思い出させてもらいます。
ミツバチの小さな命。
皆さんの胸に灯りが灯ったでしょうか
by jiyugaoka-bee
| 2015-10-20 13:34
| 隊長 渾身の一筆