ハッチと山本さんとバラ園と
2010年 05月 14日
今日は銀座ミツバチプロジェクト(銀パチ)の山本さんに参加していただきました。昨年養蜂のドシロウトだった私達にあつ~い指導をして下さったハッチへの愛情溢れる師匠です。巣箱をあけ、いつものように慣れた手つきで内検(*1)を終えたあと、うちのハッチ達が穏やかで、攻撃性がなく、とても良く働くおりこうさんだと思っていただけたようです。心の中でヤッタ!!Vサインですミツバチって群によってかなり性質がちがうものなのです。おとなしいもの、ケンカっぱやいもの、いたってマイペースなもの、女王によっておもしろいほどかわるんです。人間に個性があるのと同じですね。そして、そんな私たちのうれしい気持ちに応えてくれるかのように、女王ジョアンナもアンジーもおなかがプックリしていて出産スタンバイOKのようです。きっとまたたくさんの卵(*2)をみせてくれますね。
今日は採蜜もしました。とってもネバネバが強くてビックリです。たぶん今までの蜜にはないねばりです。味わいはとってもまろやか~で、何だろう?ツツジ蜜かな?バラかな?
そう、バラといえば、今日某バラ園を見学させて頂くことができました。どことは言えませんが、実は自由が丘のとあるビルの屋上でバラをたくさん栽培しているところがあります。以前から存在は知っていたのですが、丘ばちメンバーのツテで特別に見せてもらえることになりました。一重のバラや、ブルーにちかいパープルピンクのバラ、はまなす、オールドローズ、原種など、普段お花屋さんではなかなかおめにかかれないバラがたくさん咲いていて、丘ばちメンバーは狂喜乱舞しました。丘ばちの活動に共鳴し、「自由が丘森林化計画」にも協賛して下さっているモンブランのみなさんにも一緒に行って頂きました。昨シーズン、モンブランさんがうちのハッチたちが集めた蜜を使って作成された“丘ばちばくだん”というスイーツを食べたことがありますか?蜂蜜の風味がいかされていてとってもおいしいですよ。そのモンブランさんも実際に丘ばちがバラの蜜を集めている姿に興味津々のようでした。美しい花々にかこまれた素敵な空間に時間を忘れてすっかり魅了されてしまった私たち。バラ園の方にたくさんのお礼を述べつつ、心残りながらその場をあとにしたのでした。
(*1)内検・・・巣箱を開け、蜂達の状態を見ることです。女王蜂や産卵の有無、蜜のたまり具合などを確認します。
(*2)卵・・・・働きばちには2週間しか生きられません。2週間でどんどんいれかわっていきます。だから、女王の一番のお仕事はたくさん卵を産むこと。ミツバチにとって卵は希望の星なのです。
by jiyugaoka-bee
| 2010-05-14 14:51
| バラが丘計画